宇野、メルカの二階にある図書館の中に、小さな「和鏡」が四枚、展示されています。
この「和鏡」とは、平安時代以降に、日本で作られた鏡のことだそうです。
それ以前に、中国の鏡を模して作られたものは「仿製鏡」として区別されているということ。
以前から、この「和鏡」は、気になっていたのですが、「撮影禁止」とは書かれていないので、撮影をして来ました。
かつて、この図書館は、玉野総合文化センターという建物の中にあり、こういった、玉野市での出土品を集めて、展示をしていた部屋もあったように思います。
一度、入ったことがあるような記憶もあるのですが、定かではない。
今、この四枚の和鏡以外は、どうなっているのでしょう。
どこかで、大切に保管されているのでしょうかね。
この玉野総合文化センターは、老朽化のために、取り壊され、今は、病院の建設が進んている。
この玉野総合文化センターの敷地内に、藤井海岸の道路を作る時に発見された獺越(おそごえ)古墳の箱式石棺が移築復元されていると知ったのは、すでに、閉鎖をされた後だったのですが、さっそく、見に行ってみたところ、誰も、管理をする人が居ないのか、砂で半分、埋もれ、猫のトイレになっているようでした。
恐らく、この復元されていた石棺もまた、取り壊されているのでしょう。
残念です。