今朝も、小雨が降っていました。

そして、今朝の三菱重工(旧三井造船)方面を見る。

 

正面に、大きなクレーンがあります。

以前から、時々、ここに来ていますが、一体、何をするために来ているのでしょう。

 

写真では分からないかも知れませんが、このクレーンは、海の上に浮いていまして、岸壁の間際に居ます。

クレーンなので、何かを吊り下げるために来ているのでしょうが、このクレーンでなければ駄目なものって、何なのでしょう。

ちなみに、帰り道、前を通った時には、クレーンは居ませんでした。

仕事を終えて、帰ったのでしょう。

 

さて「クレーン」について、少し、ウィキペディアで調べてみる。

 

そもそも「クレーン」とは「鶴」のことだそうですね。

首に長い鳥が、首を伸ばしている格好に似ている。

 

この「クレーン」とは、何かを持ち上げて、左右に動かすことが出来るものを言うそう。

つまり、ただ、荷物を持ち上げるためでは、「クレーン」とは呼ばない。

 

紀元前3000年、古代メソポタミアで、灌漑に使われた「撥ね鶴瓶」が、「クレーン」の原型だそう。

そして、紀元前6世紀末に、重い荷物を持ち上げるための「クレーン」が、古代ギリシャで発明されることになる。

そして、古代ローマ帝国では、クレーンを活用し、大きな建築物が、次々と建設されることになる。

ローマ帝国崩壊後、一時、クレーンは廃れたようですが、中世になると、また復活。

そして、現代的なクレーンが生まれたのは、産業革命後、と、言うこと。

 

ちなみに、日本では、貞観9年(867)に、東大寺大仏の修復作業で「雲梯の機」というものが使われたのが、クレーンの使用の最古の記録だということ。

大地震で落下をした大仏の頭部を、引っ張り上げたそう。

 

こういった「クレーン」を扱うには、資格が居るんですよね。

手に職がある人は、羨ましいです。