昔から、気になっていたもの。
それは、スーパー「マルナカ」郡店の、少し、西の道路の北側にあります。
近づいてみる。
右側は、お地蔵さんですが、左側は、違いますよね。
ずっと、昔から、何だろうと思っていました。
もしかすると、左側は「道祖神」なのではないかと、最近、思ったところ。
この「道祖神」とは、古来から、日本の各地で祭られていた神様。
様々な「御利益」が、この「道祖神」には付与されていて、「村の守り神」「五穀豊穣」「子孫繁栄」「交通安全」「疫病退治」などなど。
この「道祖神」の姿は、様々で「男女、二人が抱き合った姿」や「男根」や「女陰」をかたどったもの。
その他にも、色々な形があったよう。
古代から、長い間、日本の社会で、広く「道祖神」は信仰され、「村の境」や「道の辻」や「道の分かれる場所」などに置かれていたそう。
しかし、この「道祖神」は、明治時代に、政府によって信仰が禁止されたそうです。
理由は、これから、近代国家を目指す国が、このような卑猥な形状ものを信仰していては欧米に馬鹿にされると思ったからでしょう。
政府によって、信仰が禁止されたことにより、日本各地に置かれていた多くの「道祖神」が撤去をされたそう。
そして、「道祖神」の代わりに置かれたのが「お地蔵さん」ということになる。
ネットで調べると、「自然石」もまた「道祖神」として祭られたそうですね。
車で走っていると、道端に、少し、大きな石が置かれ、祭られているのを、時々、見ますが、恐らく、それらもまた「道祖神」なのでしょう。