今日、明日と、宇野港では「港フェスティバル」が開かれています。
海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ」を見学することが出来るというので、出かけてみました。
この訓練支援艦「くろべ」とは、どういう船なのか。
ネットで調べてみる。
この「くろべ」は、対空射撃訓練支援用の艦だということ。
無人標的機を、射出、誘導するのが、主な仕事だそうです。
62口径76ミリ単装速射砲を装備。
BQMー34AJ高速標的機を4機。
BQMー74E無人標的機チュカールⅢを4機。
艦内の見学には、かなりの人が列を作って順番待ちをしていたので、断念。
周囲から、写真だけを撮って来ました。
午前中は、曇り空。
艦橋付近に登る道は、順路としては、見学の後、下船をするための道のようです。
こちらは、見学をするために順番待ちをしている人たち。
オレンジ色に見える物体を拡大します。
これが、無人標的機の「チュカールⅢ」ではないでしょうかね。
これを、「くろべ」から射出、誘導し、他の艦が、それを標的にして、対空訓練をするのでしょう。
艦の後方から。
艦橋を見上げる。
艦橋前方にあるのが、76ミリ速射砲。
丁度、デモンストレーションで、回転し、砲身を上下させていました。
多分、これが、水上レーダー。
多分、これが、対空レーダー。
多分、これが、射撃指揮装置。
これは、「砲」の管制に特化したタイプだということのよう。
正面から。
この「くろべ」の近くに、陸上自衛隊のものと思われる車両が、数台、展示されていました。
自衛隊員の方も、一般人の写真撮影に応じてくれていたようです。
(もしかすると、自衛隊員の格好をした、一般人だったのかも)
屋台も、たくさん出ていて、賑やかでした。
さて、この「くろべ」は、1989年に就役し、2027年度までに除籍が決まっているそう。
すでに、老朽艦ということになる。
お役目、ご苦労様。
と、言ったところでしょう。