みなもと太郎さんの漫画「風雲児たち」。

非常に、面白い歴史漫画です。

 

関ケ原の戦いから描き起こし、江戸時代を進み、幕末まで。

その中で、時代に先んじた考え、優れた才能を持った人たちに焦点を当てて、面白いギャグを交えながら、テンポ良く、物語が進んで行きます。

 

杉田玄白、前野良沢らの「解体新書」の成立の物語は、三谷幸喜さん脚本で、ドラマにもなりましたよね。

他には、田沼意次と平賀源内の物語。

尊皇運動の先駆けとなった高山彦九郎の物語。

外国からの侵略に警鐘を鳴らした林子平。

蝦夷地の探検をした最上徳内。

「蛮社の獄」で弾圧をされた渡辺崋山、高野長英の物語。

洋式兵学を研究、実践し、日本に広めることになる江川英龍。

などなど。

 

 

 

 

ちなみに、この「風雲児たち」には、「幕末編」もあります。

 

みなもと太郎さんは、残念ながら、亡くなってしまったので、この「幕末編」は未完になっているのではないでしょうか。

 

 

非常に、面白く、歴史の勉強にもなる漫画です。