吉田秋生さんの漫画も、名作と言われるものが多い印象。
いくつか、読んだ中で、最も、印象深かったのが「櫻の園」です。
女子高生たちの、恋愛模様。
思春期の恋心と、微妙な感覚、感情が、描かれている。
僕は、男ですが、凄く、良い漫画で、当時、気に入っていました。
そして、もう一つ、お気に入りだったのが「ハナコ月記」。
同棲をしている男女の日常。
確か、月に一話なので「日記」ではなく、「月記」だったと思います。
また、「BANANA FISH」は、非常に、評価の高い作品のようですね。
読んでみたいとは思っているのですが、長い物語のようなので、未だ、未読。
この「BANANA FISH」というタイトルは、気になるところ。
あのサリンジャーの短編小説集「ナイン・ストーリーズ」に収録されている「バナナフィッシュにうってつけの日」と、何か、関連があるのでしょうかね。
サリンジャーは、外国人の小説を、あまり読まない僕にとって、数少ない、好きな作家。
この「バナナフィッシュにうってつけの日」は、「グラース・サーガ」の一つ。
「フラニーとズーイ」「大工よ、屋根の梁を高くあげ・シーモア序章」も、「グラース・サーガ」の一つ。
そして、最も、有名な作品は、「ライ麦畑でつかまえて」ということになるのでしょう。
この「ライ麦畑でつかまえて」ですが、僕が、持っている30年ほど前に買った本には、表紙の白い部分に、子供の落書きのような「顔」の絵がデザインされています。
何と、その絵は、ピカソの絵なんですよね。
当時、それを知って、驚いた記憶があります。