前回、彦崎貝塚を見に行った時に、彦崎駅にあった彦崎地区の看板を見ていると、「旧彦崎港の常夜燈」というものが残っているようなので、見に行ってみることに。

 

その「旧彦崎港の常夜燈」は、倉敷川の岸の近くにありました。

 

川岸の方から、常夜燈を見る。

年号が書かれていましたが、よく読めませんでした。

 

今度は、川の方を見る。

ここが、旧彦崎港だったということのよう。

 

明治時代に宇野線が出来た頃、宇野線の間際まで海だったということで、彦崎港も海の港かと思ったのですが、ネットで調べると、そういう訳ではないようですね。

どうも、倉敷川が、周辺の物流に使われ、この彦崎港は、川を行き交う物流の拠点だったという話のよう。

 

川沿いを歩くと、この倉敷川西岸には、いくつかのお地蔵さん、観音様が、置かれていました。

 

常夜燈の、やや、北にあったお地蔵さんと観音様。

 

こちらは、更に、北に置かれているお地蔵さん。

一番、左のお地蔵さんは、かなり古く、原型が、よく分からない。

しかし、右の二体、お地蔵さんと観音様は、まだ、作られたばかりのようで、真新しい。

 

お地蔵さんと観音様たちは、全て、南を向いて置かれていました。

この向きにも、何か意味があるものと思いますが、新しい、お地蔵さん、観音様が置かれているということは、今でも、大切に信仰されているのでしょう。