彦崎駅の周辺を、ぶらぶらと歩いてみました。
かつては、灘崎町。
今は、岡山市と合併をして、岡山市に含まれている。
まずは、彦崎駅。
駅を東側から。
線路をまたぐ歩道橋から、南を見る。
この先、宇野駅に続く。
歩道橋から、北を見る。
この先、茶屋町駅から、岡山駅に向かう。
駅の西側に下りる。
駅の西側には、桜の並木が。
駅を、少し離れると、このようなものが。
彦崎八十八観音と呼ばれるものがあるそうで、これは、その一つのよう。
さて、今日、彦崎に来たのは、彦崎貝塚の場所を確かめるため。
以前から、知りたいと思っていたので、歩いてみました。
現地には、このような案内板が。
周囲は、このような草原になっています。
正面の木の下あたりに、彦崎貝塚の石碑が。
恐らく、彦崎貝塚は、保存のために、この草原の下に埋められているのでしょう。
彦崎貝塚について、ネットで調べてみる。
彦崎貝塚は、縄文時代前期から晩期にかけての貝塚だということ。
歴史の授業で習った通り、貝塚とは、古代人のゴミ捨て場。
発掘調査では、彦崎式土器や、多数の人骨が発見をされたということ。
人骨は、25体の屈葬埋葬人骨だそう。
彦崎貝塚は、大規模で、保存状況が、極めて、良好な貝塚だそうです。
貝や骨で作った腕輪や、ペンダントなども見つかっているそうですね。
また、ドングリの貯蔵穴も発見されているとか。
当時の人たちの生活が分かって、面白い。
先月には、彦崎貝塚の約6000年前の地層から、日本海側など、水温の低い海に生息をするマダラの左耳石が見つかったという報道がありました。
彦崎貝塚では、北陸地方の縄文式土器も見つかっているそうで、今回の発見から、彦崎貝塚の周辺に住んでいた人たちが、日本海側の人たちと交流があったことを補強することになる。
これは、昨年の7月に、発掘イベントに参加をした小学生が、発見をしたそうです。
歴史ファンとしては、こういった歴史関連のイベントに、一度、参加をしてみたいところ。