宇野港の西。
元、宇高国道フェリーの乗り場から。
フェリーに乗るための桟橋が、今でも、残っています。
徒歩で、フェリーに乗る人は、ここから、フェリーに乗っていました。
かつて、瀬戸大橋が出来るまでは、ここは、宇野と四国、高松を結ぶ、海の大動脈。
宇高国道フェリーは、昼も、夜も、24時間、19分ごとにフェリーが出発。
前のフェリーが出ると、すぐに、次のフェリーが着岸をしていました。
それでも、行楽シーズンには、フェリーを待つ車が、路上で大渋滞。
国道フェリーの他にも、四国フェリー、日通フェリーが、宇野、高松の間で、24時間、運航。
大量のフェリーが、常に、海を走っていた訳です。
瀬戸大橋が出来ると、フェリーに乗る車は、激減。
国道フェリーは、30分に一本に減ります。
その後、日通フェリーが無くなり、国道フェリーが無くなり、最後に残った四国フェリーも、減便を重ねた末、廃止に。
もはや、宇野港、高松港を結ぶ、船は、無い。
四国が、非常に、遠くなってしまった印象です。
昔は、休みの日など、気軽に、高松に遊びに行ったりしていましたが、今では、もう、それも出来ない。
寂しい話です。