「免疫」と仲良く付き合う | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

「自己免疫」というのが、以前からとても気になっていました。

 

自分自身も、いつの頃からから、ノドと鼻の境目あたりが弱くなって、いつも乾いていたり違和感があったり、何か詰まっている感じがしたり。

風邪をひくのも大抵ノドからです。

原因不明の体調不良の真っ最中でもあったので、なんとか改善しないかと方法を探しているうちに、Bスポット治療というのに行き当たり、一時期その方法を取り入れている病院に通っていたこともありました。

Bスポット治療を世に広めた内科医の先生の本に書いてあったのですが、ノドの炎症、慢性上咽頭炎が起こる原因の一つとして、「病巣感染」というのがあるそうです。

 

 

「病巣感染とは、体のどこかに最近などに感染した場所(病巣)があって、それが原因で感染した場所とは違う、離れた場所に病気が起きることです。」

 

 

腎臓内科医の堀田先生は、特に、「IgA腎症」というのがご専門です。

そのIgA腎症が、慢性上咽頭炎と「病巣感染」の関係にあるというんです。

つまり、「ノドの炎症」がIgA腎症の根本原因になっていて、ノドの炎症を治療することで、腎臓の炎症もおさまる…ということですね。

この治療を続ける中で、先生の患者さんの中には、腎臓病だけにとどまらず、ネフローゼが再発を起こさなくなったり、花粉症や頭痛、肩こりの症状の軽減といったものまで見られたということです。

それは、この治療が「人間のもつ免疫システムと自律神経のシステムが深くかかわっているから」とのことなのですが、最近よく目にする様々な自己免疫疾患(原因不明とされてるものも多い)もまた、症状の出ている場所以外に、根本原因がある、「病巣感染」が関連してるんじゃないかな~なんて思ってたんです。

 

 

 

さて。

私自身は、一時期は保湿のために毎日マスクをして寝るほどだったのが、最近ではほぼおさまっています。

ノドが弱いのは相変わらずですが、マヌカハニーやら体に合う点鼻液を使って、悪化する前におさえることができるようになりました。

ちなみに、Bスポット治療はあまりに痛いのと、病院に通うのが大変だった(頻繁に通うことで効果が見込めるんだけど、遠かった)ので、実は完治する前に通うのをやめてしまっています(←オイ)

でも、つい先日。

甥っ子姪っ子ちゃんに会いにいったとき、自分の弟が今、Bスポット治療を受けていることを知りました。

そして、つい数日前には、よく見るブログでもBスポット治療のことが書かれているのを発見して、「こんな短期間にこんなマニアックな単語を連続で見たり聞いたりするなんて」とびっくりしたんです。

さらに、あともう一つ。

「免疫を高める」ためのいただきもののツールがあるのですが、すごく大事に使ってたのに、おととい失くしてしまって、ガ─────ン!!!となったのです。失くなり方がまた微妙で、午前中は確かにそこにあったのに、仕事から帰ってきたらなぜか見当たらない。ゴミ袋までひっくり返したのに見当たらない。トホホ…。

そんなとき、ネットである情報を見つけて、ああ、「自己免疫」について考えるタイミングなのかもな…と思ったので、その情報について書きたかったのでした。(前置き長っ)

 

 

 

 

最近、「免疫力をあげよう」というのをよく目にしますよね。

 

私自身、よくノドの違和感から風邪をひきかけるので、「免疫力あげなきゃ~」と言いながらあれこれしています。

でも、免疫力をあげる→免疫細胞が強くなること、については「それでいいのか?」とも感じていました。

↑でも書きましたが、「自己免疫疾患」が気になっていたからです。

「免疫機能が低い」からではなく、「免疫機能の異常」で起こる症状があまりにも多い。

最近は、身内や友人にも、そういう症状をが出てる人が本当に多いんです。

原因不明の皮膚疾患とか、繊維筋痛症、エリトマトーデス等々。

もっとポピュラーなところでは、「自己」免疫とは違うけど、免疫の過剰反応としては食物や花粉やハウスダストなどによる、あらゆるアレルギー反応も含まれる。

本当に、誰かがもが一つや二つ、免疫の異常反応に関する症状に心当たりがあるんじゃないかと思います。

 

最近のネットニュースでの記事で、「サイトカインストーム」という言葉を目にするようになりました。

これは過剰な免疫反応によって、症状が重症化(多臓器不全など)してしまう、というものです。

話題のウイルスでも、既往歴のない、比較的若い人が重症化する原因の多くに、このサイトカインストームが関係しているのではないか、とのことです。つまり、免疫の暴走です。

 

そこで、「免疫力をあげよう」について、ますます「うーむ」と考えてしまいたくなるのですが、それについて、なるほど~と考えさせられた情報に行き当たったんです。

鎌倉に診療所を持つ、松久先生というお医者さんがおっしゃっていることになります。

(一部抜粋)

 

免疫とは、
ウィルスなどの外的異物を、自分以外の存在として、攻撃することをいいます。
この免疫細胞の攻撃反応こそ、咳であり、発熱であり、生命力低下であり、
死をももたらす炎症、症状なのです。
 
人体を地球として捉えれば、
免疫とは戦争なのです。
本来、人類生命が、穏やかであるためには、
免疫は、穏やかでなくてはなりません。
生命維持のために、
ごく短時間で、最小に、
働くのがベストです。

 

 

「免疫が穏やかでなくてはなりません」

 

これが、なるほど~!となったんです。

これまで自分が「自己免疫」について気になってたことが、この言葉で腑に落ちたというか。

色々な考え方がありますが、「免疫力をあげよう」に対する違和感はこれだったのか!という感じ。

もちろん、免疫がなければあらゆる感染を起こしやすくなってしまう。

でも、免疫が高けりゃ高いで「サイトカインストーム」といった、“暴走”を引き起こすことにもなるんですね。

身体の中で戦争みたいなことになっちゃう。

やっぱり、何事もバランス、というか。

 

松久先生はさらに、こんなこともおっしゃっています。

 

 

いまの低次元の医学や科学や報道は、
不安や恐怖で暴走する、
強いのでなく、
むやみに発動する
「暴走免疫」
を、作っています。
 
免疫は、
普段は何もせずに、穏やかで、
最小限の必要な時だけに、
瞬時に働くだけで良いのです。
貴方の感情と思考が、
免疫力となるのです。

 

 

むやみに発動する「暴走免疫」…まさに、アレルギーや自己免疫疾患を含む、あらゆる免疫異常の症状ですね。

そして、「貴方の感情と思考が、免疫力となるのです」と。

 

これまでブログ記事の中でも「「目の前の現実はすべて自分の意識の反映である」と書いていましたが、同じことだ!と思いました。

自分の意識(感情と思考)が、現実(免疫力)となる。

 

世の中ほんとうに、免疫異常による疾患が増えている。

これは、ストレスのせいだとか、添加物や農薬など食べ物の変化が大きいと言われていたりもします。

いずれにせよ、辛い症状があるなら、薬などの対症療法でおさえることも大事だと思います。

とにかく、自分を楽にしてあげなくちゃいけない。

症状をおさえながら、食事療法などで生活を見直し、ストレスの緩和をはかるというのも必要かもしれません。

でも、根本治療というか、完治するには、やっぱり意識の変化なんだろうな、と思いました。

それは、自己免疫疾患やアレルギーなどの免疫に関する疾患に限らず、あらゆる病気やあらゆる不快な出来事、すべてに共通することなんだとも思っています。

今回の流れで「免疫」について考えさせられた結果、改めてそんなふうに思いました。

 

 

ちなみに、話がそれますが、話題のウイルスについては、こんな情報↓もありました。

 

《衝撃あるいは安心》最新の遺伝子解析により、新型コロナウイルスは「台湾、アメリカ、日本ですべて完全に異なる遺伝子を持っている」ことが判明。そして昨年以来、何度も日本に入り、多くの日本人がすでに感染・治癒済みである可能性が(In Deep)

 

なんと、今のように騒がれるずっと前から、「新型コロナウイルスは日本にすでに何度も来ていた可能性が高い」ことがウイルスの遺伝子解析によってわかってきた、ということなんですね。

この情報を発信した遺伝子解析の専門企業は、日本の会社らしいのですが、日本だけでなくアメリカのなどでも、「インフルエンザの流行」だと思われていたものが、実は「新型コロナだった」可能性がある…と。

それが事実となれば、今の新型コロナの大流行も、そこまで怯えることはないのかも…という内容です。

 

 

 

でも、「怯えなくて大丈夫」と言われても、なかなかそうは思えなかったりするのかもしれません。

テレビの情報番組なんかを見てると、ザワザワしますね。(だから見ないんだけど)

不安や恐怖がちょっとでもあるなら、無理して「大丈夫」と思う必要はないと思います。

無理に不安や恐怖をおさえこもうとすると、後から痛い目にあっちゃいますから。

自分が信用できると感じた情報に基づいて、行動する。できることを、やる。

「いかなる防御も必要ない」と心から思えるのなら、「何もしない」というのも選択の一つだと思います。

少しでも不安があるなら、うがい手洗いでもマスクでも、自分がしっくりくる方法を取り入れて、そこから安心を得る。

とにかく、自分が安心できることをしていれば、それがその時点での、一番の防御になるんじゃないかな、と思います。

 

そういや、ちょっと前にブログで書いた夢が、そういう内容だったな~。(昨夜見た夢2020.1.22

ベランダの窓から侵入者(男女の集団)がやってきてびっくり仰天、電話で警察に助けを求めても取り合ってもらえず。

唖然呆然としているうちに、侵入者たちは笑いながらドアから出てった…。

そんな夢でしたが、そこから考えさせられたのは、無防備はよくないけど、だからって人に頼ってもしょうがない。

自分なりの「防御」について考えよう…みたいな流れででした。

夢と同じように、夏には侵入者が自分から去っていく…と、いいな、と思いつつ。

 

考えた結果、私にとっての防御は、「自分が安心できる方法」を採用する…という感じです。

具体的には、自己免疫が暴走しないように仲良くなって、アレルギーや様々な慢性疾患の元となっている自己免疫疾患を遠ざけ、何等かの感染による「サイトカインストーム」も引き起こすことなく、スルーできるようにする…というところでしょうか。

あ、でももちろん、気になったら他にも防御の方法もとりますよ。効果的な除菌スプレーの情報もいただいたので、そういうのを備えたりと、具体的なことも考えてます(笑)

多分究極的には、防御そのものが必要ない、という方向に向かってるんだと思いますが、まだそこまで至ってないので。

 

 

「自分が安心できる方法」は人それぞれ。でも、不安や恐怖が大きいほどアレもコレもとなりそうです。

 

不安や恐怖をあおる情報を提供するモノには、極力近づかない…というのも大事になりそうです。