息子ヒノデのこと~小学校に入学して大荒れ→サプリ復活~ | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

息子ヒノデのこと~発達の遅れに気づく~

息子ヒノデのこと~療育園時代は徹底的にGFCF~

息子ヒノデのこと~保育園では小麦解禁。でも成長~

息子ヒノデのこと~小学校入学で大混乱…から、落ち着くまで~

 

 

ちょっと間が空いてしまいましたが、これらの記事の続きです。

 

 

息子ヒノデの発達の遅れに気づいた2歳半くらいのときから、療育と並行して、保育園に入園するまでの1年半の間、GFCFをはじめとする徹底的な食事管理(食事制限ともいう…)と、検査結果から必要と出たサプリの摂取をしました。

保育園に入ってからは、給食で出る小麦を解禁、添加物なども徹底除去は不可能になり、年々食事管理はゆるくなっていきました。

 

小学校入学後は、給食の牛乳だけは抜いてもらってますが、他は制限なし。

それでも、周囲に知られれば「健康オタク?」と言われる程度には、家庭の食事などに気をつかってはいます。

 

 

食事以外の様子としては…。

 

保育園では、発達凹凸的な言動はあれこれあっても、集団行動ではほぼ問題なく、お友達とのかかわりも「普通」ではないものの、他の家庭の保護者や保育園の先生方からクレームや「困った」と言われることなく、過ごせていました。

それで、不安な気持ちはありつつも、「ま、なんとかなるであろう(なるといいな)」という感じで、近所の公立小学校に入学。

1週間後には、問題続出で担任の先生から電話がかかってきたのでした…。

その後、学校との連絡を密にして、登校には毎日つきそい、何か問題があれば先生方と相談しながら本人への対応を相談しながら向き合う中、1か月ほどでずいぶん落ち着き、夏休み前には、先生との面談で笑い話になるくらいには、問題なく過ごせるようになっていました。

 

そのことについて、おおまかに前の記事で書いてたのですが、今回は、学校とのやり取りではなく、問題が起こってから飲んだサプリのことや、私自身のメンタル面で取り組んだことについて書いておこうと思います。

 

サプリは、バイオメディカルやエイミー・ヤスコ先生のプロトコルに取り組んでいたとき、大量に飲ませていましたが、保育園年長の5月あたりに、全部パッタリやめてしまいました。

その後、プロバイオティクスや、風邪をひいたときにビタミン類などを一時的に飲ませることはありましたが、小学校に入るまで、ほとんど飲ませていませんでした。

 

サプリをやめた理由。それは

 

嫌がるってところに無理やり飲ませるのは、意味がない…あるいは逆効果かもしれません

 

というアドバイスをいただいたからです。

それが、保育園年長の5月のことでした。(6月だったかも)

これは、子どもの発達デザイン研究所で主催される発達障害に関する講座に参加したとき、講師の先生からいただいた言葉です。

当時、数年にわたってサプリを飲ませ続けていた私ですが、味覚がしっかりしてきたせいか、ヒノデさんがサプリを嫌がるようになり、毎朝毎晩、なだめすかしたり、喧嘩したりしながら飲ませることに疲れていたんです…。

薬局で売ってるゼリーに混ぜてみたり、キシリトールの粉末を混ぜて甘さでごまかそうとしたり。

もしくは、サプリ飲んだらラムネやらグミやらをあげる…とか。

色々試しながらやってましたが、嫌がるのは変わらないし、サプリを飲ませるために糖分の摂取が増えたせいか虫歯になっちゃったり。

 

「今まで食事に気をつかってきたのに、サプリを飲ませるために、糖分や添加物の入ったものを与えることになっている。おまけに、。極めつけは、嫌がるのを無理やり飲ませるのがかなりのストレス。これじゃあ、いくら良いサプリを飲ませても、±ゼロなんじゃあ…」

 

そんな気持ちだったとき、講座の最後の質疑応答かなにかでポロッとそんなことを話したら

 

嫌がるってところに無理やり飲ませるのは、意味がない…あるいは逆効果かもしれません

 

というお言葉をいただいたんですね。

それが、ストンと腑に落ちたんです。

その講座の帰りにはすでに「そうだ、サプリやめよう」という気になっていて、その日の夕飯後のサプリから、キッパリやめました。

そして、サプリをやめたことで、ものすご~く気が楽になりました。

やめた結果、前にも書きましたが、特に変化がなかったんです。

これまでも、サプリや食事内容を変えることで、急激に改善したり悪化したりというタイプではなかったので、多分大丈夫じゃないかな~と思っていたのですが、やっぱり、という感じでした。

これはもちろん我が家のケースということであって、GFCFをやってすぐに変化が見られたとか、特定のサプリを飲んで数日~1週間くらいで劇的な改善が見られたという場合は、いきなりスッパリ止めるのはよした方がいいと思っています。

サプリでも、食事管理でも、やはり体に合うものはとても有効だと思っています。

サプリをやめたのは、あの時点でのデメリットの方が大きいと感じたからで、ヒノデさんがカプセルやソフトジェルを飲み込めるようになったら、必要と思うものについてはまた始めてみよう…と思っていました。

 

 

で、その後1年近くたって、「またサプリ始めてみよう」となったのが、小学校入学で大荒れになったタイミングだったのです。

 

 

とりあえず、できるだけバランス良くビタミン・ミネラルをとること。

時々とってたプロバイオティクスをもっときっちりとること。(腸内環境対策)

脳にはやっぱりオメガ3とレシチン。飲みやすい形態のものだけ。

 

 

そのへんを念頭に置きながら、ヒノデさんが嫌がらずに(というか、私がストレスを感じずに)飲むことができるものだけ選んで、できるものから取り入れていきました。

 

 

オメガ3はこれまで色々試しました。

動物性と併せて、植物性のアマニ油やえごま油、ヘンプオイルやサチャインチオイル…。

でも、吸収するのに効率が良いのはやはり動物性のサプリが一番かと思い、食用油は酸化に強いものにしぼって、オメガ3対策としては、ノルディックナチュラルズのサプリを使ってる期間が長かったです。

最初は炎症対策で、DHAよりはEPAの比率が高いものを。

最後の方はDHAが多いものを選んでいました。

今でも、風邪をひくなど、炎症が気になるときは、大人も子どももEPAを多めに飲みます。

 

平行して、クリルオイルも試しました。

iHerbで買える製品を何種類か、ノルディックナチュラルのサプリとローテーションで使っていました。

大抵のオメガ3のサプリの原材料は、魚のオイル(ノルディックナチュラルズだとタラ肝油)ですが、クリルオイルは「オキアミ」からとれるオイルです。

クリルオイルのオメガ3の方が、吸収されやすい形態なんだそうです。

何年か前に、自閉症や発達障害を専門に診てくれる病院のHPで紹介されていたのですが、子どもの発達デザイン研究所の講座でも、クリルオイルが紹介されていました。

容量の多い海外のサプリを使っていましたが、粒が大きくてヒノデさんには飲めなかったので、今は国内産の、粒の小さいものを飲ませています。(それだと飲み込めるようになりました)

 

プロバイオティクスは、今現在も飲んでいるのがロイテリ菌とミヤBM(ミヤリサン)です。

ロイテリ菌はアマゾンでもiHerbでも買えますが、他の商品もあわせて3,000~5,000円くらいの金額になるなら、iHerb

は送料無料になるので、そちらの方がお得かと思います。

ミヤBM(ミヤリサン)は、酪酸菌のことで、どちらも同じものです。

ミヤBMは病院で処方される粉末(錠剤もあり)で、ミヤリサンは薬局でも買える錠剤です。私は、行きつけの病院で子どもと自分の分を処方してもらっています。錠剤より粉末の方が添加剤が少ないかな…と考えているのもあって、ミヤBMの粉末にしています。

ロイテリ菌もミヤBMも、私たちにはとても合っています。

ロイテリ菌は凹凸仲間のお母さんにもおススメしましたが、「子どもの軟便に効果あった!」という話も聞いています。

 

 

また、以前は、腸内環境対策として、プロバイオの他に乳酸菌生成物質も飲ませていました。

何種類か試しましたが、「智通」が一番効果が高かったと思います。

小学校入学後に荒れたときも、2本ほど残っていたので、飲ませてましたが、飲みきってからは買い足してないので、今は飲んでません。

今の状態だと、ロイテリ菌とミヤBMで十分と思っています。

これは、お腹の調子がイマイチだったり、風邪ぎみだったりするとき、大人も飲みます。

特に、最近は感染症なども気になるので、ミヤBMを家族で毎日飲んでいます。

 

 

ミネラルは、何年も前から、継続的に「希望の命水」というミネラル水を飲んでいます。

飲んでいるというか、お米に入れて炊いたり、料理に使ったり、体調が悪くて量を多くとりたいときはジュースに混ぜて飲ませています。

サプリをやめていた間も、これだけは毎日コツコツ飲んでいました。

ヒノデさんのためというより、私自身が一番飲んでました。これについても色々エピソードがありますが、ここでは長くなるのでメーカーのリンクだけ貼っておきます。(アマゾンや楽天でも買えます)

 

 

ビタミンは、ドイツ・サルス社の液体マルチビタミンをとっています。

といっても、去年いただきものを1本飲ませただけですが。

あの独特なビタミンB臭が若干ありますが、オレンジ・マンゴージュースといった味で、B群サプリをジュースで溶いたものはもはや受け付けないヒノデさんでも、楽に飲むことができました。

添加物も極力おさえられていて気に入ったので、現在2本目を注文中。

エイミー・ヤスコプロトコルをやっていたころは、ビタミンミネラルが1つのカプセルにまとめられたものを飲んでいましたが、今はプロトコルからはずれたので飲んでいません。品質は良いと思うのですが、送料が高い…。

サルス社の液体マルチビタミンは、アマゾン楽天でも買えるみたいですが、金額が色々なので、興味のある方は調べてみてくださいね。

(私は、↑の「希望の命水」を出してるJESという会社で注文しています)

 

 

最後にレシチン

レシチンというのは、大豆や卵黄などに比較的多く含まれている栄養素なのですが、サプリだと「フォスファチジルコリン」や「フォスファチジルセリン」として販売されているものものもあります。

そのレシチンの大事な働きとしては、細胞膜の構成成分として、必要な栄養素を細胞内に取り入れたり、老廃物や毒素など不要なものを細胞の外へ排出する、というものがあります。

また、乳化作用によって、脂質代謝の改善にも役立ちます。

さらに、体内のレシチンはアセチルコリンという物質を増やすことができますが、このアセチルコリンは集中力・記憶力を向上させるという働きがあります。

レシチンは健康な細胞を維持するのに必要不可欠であり、脳の機能にとっても重要な栄養素なんですね。

さて、そのレシチン。

食品だと、大豆や卵黄に多く含まれていますが、どちらも食べすぎには注意の食材ですね…。

そこで、サプリや健康食品で、となるわけですが。

ヒノデさんも、エイミー・ヤスコプロトコルでがっつり処方されていました。

さらに、フィシオエナジェティックの検査でも、ずーっと「アセチルコリンが不足」と出ていて、αGPC(レシチンを加水分解して出来る物質でアセチルコリンになる一歩手前のもの)を処方されていました。(つまり、アセチルコリン不足で、集中力・記憶力に問題が出やすい状態だった)

そんなこんなで、レシチンの補強はいろんな検査からも有効とわかっていたので、小学校入学で荒れたときにも、脳をはじめとして体の細胞の健全化のために取り入れることにしたんです。

 

エイミーヤスコプロトコルで処方されていたフォスファチジルセリンコンプレックスは、

 

フォスファチジルセリン

フォスファチジルコリン

フォスファチジルイノシトール

フォスファチジルエタノールアミン

 

といった、細胞膜の材料となるリン脂質がバランス良く配合されている上に、ソフトジェルの粒も小さかったので復活させたかったのですが、iHerbと違って送料がすごく高い…。

そこで、発達障害に関する講座でも紹介されていたゼリータイプのレシチンを取り入れています。これは本当に美味しくて食べやすいです。他にもグミタイプや、成分の違いでいくつか種類があるので、興味のある方は、こちらも調べてみてください。

αGPCも、アセチルコリンの不足が考えられる場合は、摂取すると「集中力・記憶力」の改善が期待できるかもしれません。でもこのサプリは、検査を受けるなど専門家から必要と言われたときだけにした方がいいのではないかと思います。

どんなサプリでもそうですが、量をとり過ぎたり、飲み合わせによっては悪影響が出る場合があるので、注意が必要です。

 

 

…というわけで。

サプリのあれこれを書き散らしましたが、栄養療法やニュートリジェノミクスに興味のある方でないとなんのこっちゃ…という感じですよね。

でも実は、これで全部というわけではなく。

この他にもアーユルヴェーダのハーブとか、クマ笹粉末とか、まこも塩とか、酵母とか、プラズマローゲンとか、私の興味で色々やりましたねぇ…。

GFCFやめたといっても、やっぱり十分健康オタク…と、どこかで書いた気がするけど、そういう理由です。

面白そうだな、と思ったら試してみる。もはや趣味みたいになってます(笑)

そして、やってみて「なんか違う」と思ったら、あっさりやめる。

そのくらい気楽だから、必死だった昔と違って続いてるのかな、と思います。

 

ただ、過去に利用して良かったものも含めて書いたので、今はそれほどの量をとっているわけではないんです。

小学校入学直後にヒノデさんが荒れて、その時期にサプリ復活して以来、落ち着くとともに、今も継続しているものはそれほど多くはないです。

 

そして、何より。

今も色々サプリやらを取り入れといて言うのもなんですが、

 

 

サプリも食事療法も全部、

最終的には必要なくなるんじゃないか

 

 

と思ってるんですよね。

 

ここまで書いといてなんだそれ、って感じかもしれませんが。

でも、「目の前の現実はすべて自分の意識の反映である」ということが腑に落ちると、そう思ってしまうんです。

潜在意識がニュートラルな状態にないと、どうしても嫌な現実を目にすることになるし、不安や恐怖もなくならない。

そういう状態であるなら、まずは食事から、場合によってはサプリも使って、その他色々自己啓発的な手法などでも、自分を助けてくれるツールとしてどんどん使っていけばいい。

でも、潜在意識が整えば、そういうツールも必要なくなるんだろうな、と思っています。

実際、必要としてないであろう人々を知っていますし、まだそこまでではないけど、同じようなことを考える人たちと、最近は出会う機会が増えました。

そうした、潜在意識にかかわることについても書いてみたいと思っているのですが、「意識のこと」カテゴリの記事がまだ1つも書けないという…。

何事も、タイミングだそうなので、あせらずいきたいと思います。

 

 

 

そんなこんなで、今回はオタクな内容で失礼しました~