香港から世界のChina townへ(浄土真宗親鸞会講師の記録)-ツインタワー1

今年、2回目のクアラルンプールです。

写真は、KLCCという、クアラルンプールのランドマークと言って

よいツインタワーのあるショッピングモールです。切れている上が

ツインタワーですね。地元の人は、クアラルンプールのことを

省略して、KLと言います。その市の中心(City Center)というのが

KLCCの意味です。



電車の駅ともつながっていますので、前回に続いて、このそばの

ホテルにいます。

シンガポール航空671便で中部空港を午前11時発、

シンガポールで乗り換え、クアラルンプール国際空港に着いた

のは、日本時間の23時前でした。

まる12時間、機内と空港で過ごしました。


空港からは、今回は、格安航空会社(LCC)が発着する貨物

空港ではなかったので、マレーシアが世界に誇る世界有数の

大空港でしたから、エクスプレスに乗ること30分で、市内に

着きました。

ところが、そこからどの電車に乗ればいいか分からず、危うく

終電に乗り遅れるところでした。

とにかく、一度来てしまえばいいのですが、初めてというのは、

常に不安があります。

未来が暗いと、目的地に到着するまでのすべてが、暗くなると

改めて知らされました。

(;^_^A

シンガポールには、陸海空、すべての軍隊があることを


知っておられますか?


私は謝さんに聞くまで知りませんでした。


そして軍隊のトップクラスの幹部は、すべて華人で占めら


れており、空軍パイロットにも華人以外のマレー人などは


いないとのこと



香港から世界のChina townへ(浄土真宗親鸞会講師の記録)-マーライオン


理由は、独立(1965年)前後の華人とマレー人の争いの


教訓で、万が一の時に備え、シンガポール軍は、華人以外


には軍隊の要職には、つけないようになっているとのこと


でした。


\(゜□゜)/

香港から世界のChina townへ(浄土真宗親鸞会講師の記録)-謝さん2

(2010年5月30日 JJSGさん撮影)

謝さんは言われました。


イギリスのダイアナ妃、日本の皇室に嫁いだ人たちが、どうして大変


なのか、苦しんでいるのか?


「朝から晩まで、24時間、何か撮ってやろう、とカメラをかまえた


人たちに監視されているのですから、大変ですよ。私たちの方が余程、


幸せですよ。」と。


香港から世界のChina townへ(浄土真宗親鸞会講師の記録)-2554年

(今年は仏歴2554年:シンガポールにて撮影)

また、別の話題からでしたが、


「私はシンガポールがマレーシアから独立する前に生まれたのですが


独立(1965年)後は、危険な時期が続きました。シンガポールの


中心は8割を占める、我々、華人ですが、マレーシア人は、自分たち


の国に華人が入って来たと、思っており、色々衝突がありました。



私が小学生の時、ゲイラン(シンガポールの下町)で、華人と


マレー人のトラブルがあり、マレー人が一人死んだようなのです。


それからマレー人の報復が始まって、私たちは、夜も出歩けない


どころか、いつ襲われるか分からないので、家族親戚が毎晩


一緒に身を寄せ合って生きてきたのです。独立後は、イギリス軍


が、2年くらい駐留して守ってくれたと思いますよ。



殺し合いは絶対にやってはなりません。今の子供たちに言っても、


分からないと思いますがね。」


今から、45年前に、マレーシアから独立したのが、シンガポール


ですが、貴重な話を聞かせてもらうことができました。



戦争は絶対にいけません。


「人身難得今已得 仏法難聞今已聞」


(人身受け難し、今已に受く 仏法聞き難し、今已に聞く)