受験生のお子様をお持ちの方だと
- 受験生なのに本当に勉強してるのかな?
- 勉強しているところをあまり見ないけど...
というお悩みを一度は抱えたことがあるのではないでしょうか?
そのような時に
「ちゃんと勉強してる?」「もっと勉強しなさい!」
と言いたくなってしまいますよね。
これは非常に難しい問題だと考えています。
お子様が自分の見えないところできちんと勉強している場合と、そうでない場合があるからです。
お子様が自分の見えないところできちんと勉強している場合
「勉強しなさい!」と言われると、せっかく頑張っていた気持ちが削がれてしまい逆効果になります。
頑張っているところに「もっと頑張れ!」と言われたら誰だってムカッときますよね。
まさにその状態です。
勉強をきちんとしていない場合
多少厳しいことを言いながらお尻を叩いてあげる必要があります。
ただし、この時に「よその〇〇君は何時間頑張ってるから」といった他人と比較するような言い方は避けるべきでしょう。
このきちんと勉強しているかどうかの見極めがとても重要であり、
保護者の方でも正確に見極めることが難しいのです。
例えば、下記のような勉強方法をする受験生も少なくありません。
問題を解いたり集中してやる勉強は学校と塾でやり、家ではベッドでゴロゴロしながら単語帳や暗記系の勉強をする
(実際に私がこのようなやり方で勉強をしていました)
このような勉強方法だと保護者の方からすると『家にいる時はいつもゴロゴロしているな〜』というようにも見えてしまいます。
息抜きでスマホまで触り始めるとさすがに「ちゃんと勉強しなさい!」と言いたくもなってしまいますよね。
でも受験生からすると
「やるべき勉強は学校と塾である程度やってきて、家ではリラックスしながら暗記系の勉強をしているんだ」
と考えていたりもするのです。
ここのギャップが生まれることで、最悪の場合は喧嘩にまで発展してしまいます。
では、どうするべきなのか。
まずは下記の2つから取り組んでみることをおすすめします。
- 具体的にどのように勉強をしているのか確認する
- スマホを触る時間を減らす、制限する
- 『勉強しなさい!』って言いたくないから、学校と塾と家でどのように勉強を進めているのか教えて?
- 家ではベッドでゴロゴロしながら勉強をしているように見えるけど、演習系の勉強は塾の自習室でできてる?
- 受験生の間は夕食後と寝る前の1時間だけスマホを触ってOK
- 勉強中はスマホは別の場所に置いておく