スタディサプリはリクルートが運営している学習サービスで、CMでもよく見かけますよね。

 

月額2,000円程度でプロ講師による映像授業が見放題なのが特徴的です。

塾講師をしている自分から見ても、正直かなりコスパに優れているなという印象を持っています。

 

 

それでは本題の大学受験の勉強にスタディサプリはおすすめかどうかですが、かなりおすすめになります。

 

 

私がスタディサプリをおすすめする理由はいくつかありますが、やはり一番の魅力は授業が分かりやすいことです。

 

私自身は理系のため学生時代に授業で学べなかった日本史や世界史といった科目についてスタディサプリで勉強することがありますし、

当塾でスタディサプリを併用している生徒もいるため、スタディサプリの授業内容を確認することが多々あります。

 

 

スタディサプリの講師は皆さん個性的で、クセの強い方が多いですが授業に対する熱意があり、分かりやすく伝える工夫がされていて質の高い授業になっています。

 

学校の授業に対して下記のような悩みを抱えている受験生は少なくないはずです。

  • 学校の先生の授業が分かりにくい
  • 授業の進度が遅くて受験ギリギリまで範囲が終わらなそう
 
特に理系の受験生だと数ⅢCの進度は学校によって大きく変わる傾向にあります。
 
そのような時にスタディサプリを使って先取り学習でどんどん自分で勉強を進めたり、苦手科目の復習などに使うことができます。
 
 
また、共通テスト対策講座や志望校対策講座などより実践的な内容の講座も用意されているため、基礎〜応用までスタディサプリで幅広くカバーできる点も魅力的ですね。
 
 
デメリットを挙げるとすると、やはり自分で勉強を進めなければいけない点です。
 
塾や予備校に通うと強制的に勉強する環境に身を置くことになりますが、スタディサプリは自宅での勉強がメインになるため自分の意識次第で勉強の量と質が大きく変わってしまいます。
 
モチベーションや勉強計画など、自己管理がとても重要になる点には注意しましょう。
 
 
スタディサプリには期間限定のキャンペーンを実施していることがあり、そのような期間だとお得に始めることができます。
特に夏休みは春休みなどの季節講習の時期に多く実施されています。
 
毎月スタディサプリのキャンペーン情報について当塾公式サイトの下記記事でまとめているので、スタディサプリを始めようと思う方は参考にしてください。

受験本番が近づいてきましたので、もっとたくさん勉強したいと考えている受験生も多いのではないでしょうか。

 

今回は長時間勉強のコツについてです。

 

タイトルにもある通り、長時間勉強のコツは勉強の種類を変えることにあり、具体的には下記2つになります。

  1. 科目を変える
  2. 勉強方法を変える
 

1.科目を変える

長時間同じ科目に集中するのはとても難しいことです。
例えば数学の演習問題を3時間ずっと勉強していると、途中から頭が働かなくなり集中力が低下してしまいますよね。
 
そのため一定の時間ごとに科目を変えることで脳をリフレッシュさせ、集中力を回復させることが長時間勉強につながります。
 

2.勉強方法を変える

勉強方法とは大きく2つに分かれます。
  • 教科書や単語帳を読みながら暗記していくインプット
  • 手を動かしなら演習問題を解くアウトプット
この2つをバランス良く行うことで長時間集中力を保ちながら勉強を続けることができます。
 
例えば、数学の演習問題を1.5時間、英単語・熟語を0.5時間、英語長文を1時間、リスニングを0.5時間のように
勉強方法を変えることによって、単調さを防ぎ飽きることなく学習を進めることができます。
 
 
長時間勉強するためには、ただひたすら同じ科目を同じ方法で続けるのではなく、適度に科目や勉強方法を変えることが重要です。
 
これにより効率的な学習が可能になり、長時間にわたる勉強も苦にならなくなるので実践してみてください。
 
 

当塾では無料の受験相談も受け付けているため、日々様々なお問い合わせがあります。

その中でも参考書・問題集に関する質問の割合が非常に高いと感じています。

 

今回は基礎固め、基礎の勉強をするための参考書・問題集についてまとめていきます。

 

 

まず、基礎固めとは具体的にどのようなものか。

英語であれば英単語帳や文法を体系的に学ぶ文法書

数学・理科であれば教科書レベルの問題集

社会であれば一問一答

(国語の基礎固めは長くなるので割愛します)

のようなものを指します。

 

入試を想定した問題集や過去問を集めたような問題集ではなく

『教科書で学んだ内容を理解できているか』を確認するための問題集や参考書をイメージしてもらえれば良いです。

 

 

そして、このような参考書・問題集は基本的に1冊を完璧にすることを意識して勉強を進めていきましょう。

 

 

例えば

「単語帳を複数冊使って暗記をしたほうが暗記できる単語量が多くなるのでは?」

というような疑問をぶつけられることもありますが、必ずしもそうではありません。

 

 

具体的に説明すると

受験対策のためにまとめられた有名どころの単語帳は掲載されている単語にそれほど大きな違いはありません。

どの単語帳も受験で頻出の単語をまとめているのですから、同じような単語が掲載されて当然ですよね。

むしろ他の単語帳と全く違う単語ばかり掲載されている単語帳があれば、それは頻出の単語が掲載されていない可能性が高いでしょう。

 

つまり、どの単語帳を使っても暗記する単語に大きな違いはないのです。

それは英文法や数学・理科の教科書レベルの問題集でも同じことが言えます。

基礎固めの参考書・問題集というのは掲載されている内容が似てくるのは当然のことなのです。

 

 

では、それぞれの参考書や問題集でどのような違いがあるのかですが

それはまとめ方や解説に違いがあります。

 

単語帳の例で続けると、単語帳によって下記のような違いがあります。

  • 単語の順番
  • 単語のまとめ方・カテゴリ分類(「生活に関する単語」「SVOCで頻出の単語」など)
  • 例文
  • 関連する単語 など
掲載されている単語に大きな違いはありませんが、それのまとめ方や例文など細かなところに違いが出てきます。
 
単語帳を始めとした、基礎固めのために使う参考書・問題集は
有名どころで自分が見やすいなと感じた1冊を選んでおけば間違いありません。
 
 
大学受験の英単語帳であれば下記のようなところですね。
  • ターゲット
  • システム英単語
  • DUO
  • LEAP
  • Data Base
 
そして、これまでの説明を読んでくださった方ならもうイメージできると思いますが
これらを複数冊使って勉強することにあまり意味はないですよね?
 
同じレベルの単語帳を複数冊勉強しても暗記できる語彙数はさほど増えません。
ターゲットを7割、システム英単語を7割暗記できたとしても、その暗記した単語はほとんどが被っているでしょう。
 
それであれば確実に1冊を完璧にしたほうがよっぽど効率良く勉強することができます。
 
 
そのため基礎固めのための参考書・問題集は1冊を完璧にすることを意識して勉強を進めてください!
それができた段階で、レベルを上げた参考書・問題集に取りかかることで成績を上げていくことができます。
 
 
以上、基礎固めの参考書・問題集についてでした。