先週末から我が家に新しくフォスター犬がやってきました
トロント市の運営する保護団体の施設にいたハスキーの3歳の男の子
この施設では、捨てられた動物はもちろん、家庭の事情で一時的に面倒を見ることが出来なくなった動物も保護されています
うちにやってきたわんこもきちんとオーナーがいるようで、保護期間は3か月から6カ月
うちの家族になることはできません
カナダでは殺処分が禁止されているため、動物保護施設はどこもキャパーオーバー
しかも長期で施設で暮らしていると人間同様に精神を病むことになるので、こうやって定期的に一般家庭に練習を兼ねて保護される仕組みになっています
もともとはうちのわんこのお友達を作ってあげたいとの気持ちから応募したのですが、ハスキー犬と体が大きいせいで、散歩中に仲良くしていたお友達が敬遠するようになりました
私、ひょっとして間違った選択をしたのかしら
と考えたりもするのですが、、、
施設で窮屈で寂しい生活を送っている動物たちを想うと自分にできることがあればしてあげたいとも思います
一方で、動物もそうだけど、そういう子供たちも一杯いるじゃない、と言われればこれまた切ない想いがするわけで
でも人様の人生を預かる余裕も、環境変化の中で娘の心の平穏を守る自信もとてもじゃないがない
周りを気にすればきりがない
冷たいようですが、結局は世の中不公平
スーパーヒーローではあるまいし、すべての人、動物を救えるわけがない
このご時世、経済力、心の余裕も限られている
(ちなみに動物フォスター制度は、ご飯、病院等、生活費用を保護団体が負担してくれます)
そんな中で今私にできることは
自分が幸せに暮らすことで周りに思いやりをもって接していくことなのではないかと
フォスター犬を迎えてそんな風に感じました

