ジェーン・スーと堀井美香の「over the sun」で東電OL殺人事件をテーマにした回があり
そのつながりで手に取った本、「グロテスク」
まだ上巻しか読んでないのですがかなり衝撃的な印象を受けて下巻を読み終わるまで待てなかったので一旦投稿しようと思います
もともと私は一般的に女性が持つ
きれいになりたい、とか
いつまでも女性でいたい、とか
常に誰かに愛されたい、とか
そんな欲があまりありません
一方で男性が持つ
社会で認められたい、とか
何かを成し遂げたい、とか
そんな欲が常にありました
(年を取って今はあまりない)
だから正直、グロテスクに出てくる登場人物の女性の誰一人共感できませんし
それ以前に桐野夏生の作品を自分が手に取るとは思いませんでした
でも
読んでいるうちに、タイトル通りあまりにもドロドロしたグロテスクな胸糞悪い感情が沸き上がるにも関わらず
読むことを止められない
なんだこの感情は
嫌いなのにその人のことが頭から離れないようなそんな感じ
自分にもそんなドロドロしたものが心の中にあってそれを認めたくないばかりに嫌悪感が増すのか
それともただただそういう人間を蔑んでいるのか
分からない
分からないけど、いずれにせよ私の中に同じようなどす黒い感情があることは確かなんだろうなと
桐野夏生、すごい作家さんだ
ハマりそう