私の住むオンタリオ州でマスク着用が義務でなくなって早半年以上が経ちます。
私の会社は製造会社であるためクラスターを恐れルールの緩和が遅らされ、ようやく9月からマスクを外してもいいことになりました。
もうかれこれ1か月たちますが、従業員の9割は未だマスクを着用しています。ちなみに従業員の7割は中国人です。従業員がマスクをしているものだから社長はじめ上の人も外すに外せず、皆さんマスクをしています。
私はというと自分の机の周りの人たちに了解を取った上で、さっさとマスクを外しましたが、生産現場に行く時だけはマスクをつけています。自分のリスクのためではなく、皆が不快に思わないようにするためです。小さな会議室でミーティングをする際はメンバーに一言了解を得てから会議室に入るようにしています。
私自身はマスクをすることによって他の病気に対する抗体が減ることへの懸念と、これ以上顔を隠し続けると見せた時とのギャップがみっともなくて一生外せなくなると思って(苦笑)外す決心をしました。
ちなみに私の猫の獣医さん(カナダ人)は未だマスクが必須で、診察するのも飼い主は建物内に入れてもらえず、ドアの外でペットを預けることになっています。
こんな風に着用義務は緩和されたものの、まだまだマスクを着用している人は私の周りではたくさんいますし、一方で会社を出ればマスクをしていない人もたくさんいます。
コロナ以前は風邪や花粉症などでマスクをしようものなら怪しい人扱い。
特に布マスクは入手も困難でした。(品質は今でも悪いですが)
コロナを通してマスクへの認識が変わったのは間違いありません。
しかし、マスクをしているとニンニクのニオイも気にせず食事できたし、歯にノリがついていてもお構いなし、あくびも思う存分できた。
マスクを外していかに自分がマスクで隠していることがたくさんあるか思い知らされました(笑)