インターネットで事件のことを読みました。
幼い5歳の子供が自分で目覚ましをかけて朝の4時に起き、どんな想いであのメッセージを書いたかと、誰もが胸がつぶれる思いをしたかと思います。
私は以前も述べましたが、性善説を信じています。
どんな凶悪なことを行った人間であっても生まれてきたときはやさしい心を持っていたに違いない。
環境が人を変えるだけだと。
今回の事件でまず初めに思ったのが、母親が年齢的にもまだ若く、子供のために盾になるだけの強さがなかったということ。父親も前職を辞めて無職であったというところから、きっと何らかの心の弱さを持っていたのでしょう。
そのような状況を考慮しても、あまりにも悲しすぎる事件です。
母親は子供が切実に訴えているメッセージを読んでどう思ったのでしょうか。
せめて、児童相談所に相談するだけの勇気があれば。せめて児童養護施設に預ける選択肢を検討していれば。
人が精神的に弱いとき、通常の精神では考えられない行動や考えをしてしまいます。
それは特別な誰かではなく、誰にでも起こり得ること。
だからこそ、どんな状況でも強い精神を持っていられるよう、自分の足で立てるだけの財力と気力を養うことは本当に大切だと思います。
だからこそ、娘には学力でもなく、しつけでもなく、何よりもたくましく生きていける術を教えて行きたいです。
ニュースを読んで思わず自分の娘を何度もぎゅっと抱きしめました。