中学の時に部活の先生から餞別に頂いた言葉です。
何でもない言葉かもしれませんが、あれから23年(?)この言葉に今までどれほど支えられてきたか分かりません。
中学時代、私は水泳部でした。運動はずっと5段階の2。逆上がりも小学校6年生になってもできないくらい音痴な私でしたが、一生懸命さだけは誰にも負けない自信がありました。といっても運動部なんて所詮競争。速さがナンボの世界です。私は箸にも棒にもかからない実力。
そんなとき、他校との合同練習があるから参加しないかと先生からお話を頂きました。部の中でも成績のいい子が選ばれる中、なぜ私が、と思いました。
すると先生は、「お前はいつもよく頑張っているから」と。
嬉しかったです。結果ではなく、過程を見てくれていたことにすごくうれしく思ったのを今でもよく覚えています。
そして、卒業メッセージにもらったあの言葉。
先生は私の頑張りを見ていててくれた。
最高に嬉しかった。
そう、一生懸命頑張っている人は輝いている。
だから結果はどうであれ、一生懸命頑張ろう。
そうやって今までどんな逆境にも一生懸命向き合ってきました。
この言葉があったから、今の私があると言っても過言ではありません。
人の言葉は時折とんでもない力を与えてくれます。
人にそんな影響力を与えることが出来るだけの大きな人間になれるよう、これからも走り続けていきたいです。
そしていつか先生にあったら、こんなに大きく成長できた自分を見せてお礼を言いたいと思います。