ヨーガ・スートラはどうやって書かれたか? | ライトハウスヨガ Lighthouse YOGA

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Tetsuo 'Cinmaya' Tanaka のブログです。阿佐ヶ谷・高円寺エリアで2008年から公民館のヨガクラスを開催しています。

昨日日曜日朝ヨガクラスご参加のみなさんありがとうございます。
中杉通りの安田ダンススタジオさん。
世尊院や神明宮を望む、東側の窓から差し込む朝の光がまぶしかったですね。
この会場が初めてとなる方もいらっしゃいましたが、くつろいでいただけていましたらうれしいです。

季節の変わり目を迎えて、
太陽の光が日、一日と風景を染め変えてゆくのがみえるようです。

次回はあさって、18日水曜日4日夕方7:30~、東中野・沖ヨガスタジオにての夜ヨガクラス、
Oki Yoga Studio

そして週末22日日曜日朝10:00~、阿佐ヶ谷・安田ダンススタジオにての朝ヨガクラスの開催です。
Yasuda Dance Studio

Thank's for coming to our yoga class last Sunday.

We have Wednesday evening class on Feb,18th. This will be started from pm 7:30 at Oki Yoga Studio in Higashi-Nakano.
Sunday morning class will also be held on upcoming Sunday, Feb,22nd, from am 10:00, at Yasuda Dance Studio, in Asagaya.

We hope to welcome you soon !

今日はヨーガ・スートラのお話のつづきを書いてみます。

ヨーガ・スートラというのは、ヨガの原典とされている古い教典で、パタンジャリという人が編纂したものとなっています。
成立時期はBC5000年からAD300年まで諸説あって、パタンジャリという人は肖像画なんかもあるものの、一人の人物だったのか、ヨギーたちがつくったチーム・パタンジャリみたいなものだったのか、そこも明確ではありません。

そして、パタンジャリが行ったのは、特にヨガを「発明」したわけではなく、すでにあった思想や行法を系統づけて整理することです。

このあたりについて僕なんかが想像すると、まぁ、なんとなくですが、というのは学者さんではないからですが、

たとえば、

”(特定の指導者、という意味での)グルを持たない”ことにしたKripaluでは、いつもみんなでああでもない、こうでもない、といいながら、それでもポジティヴな変化を続けているし、
また、沖ヨガでも「一人一ヨガ」と言って自分の行法は(最終的には、誰に教わるものでもなく)自分で見つけるものと教えていただきました。

そんななかからかんじてみると、時間的にも地域的にも三次元的な広がりを持つヨギーたちの中から自然に体系立っていったものではなかろうかと思います。
いろんな環境のなかで、いろんなバックボーンを持った人たちが長年に渡って「こころ」を探求したところ、ひとつの体系が自然発生的にできたのです。

数え切れないほどの人々の、それぞれ異なるパーソナルな体験が、時間と空間のなかで縒り集まってなんらかひとつのエネルギーの流れにたどりついたのでしょう。

人、いきものというのは一個体で存在しているわけではなく、一人一人の体験は違ったものでありながらも、多様性がオーケストラのようなハーモニーを奏でてゆく。
わたしたちはみな、そのようなエネルギーのflowのなかにいる。

そうおもうといつのまにか呼吸が穏やかになっています。

さて、またまたつづきを書いてみたいと思います。
今週も楽しみにお待ちしています!

ybooking@gmail.com