暑い一日でしたが、さわやかな午前中をご一緒できて本当にハッピーでした。
第一和室はちょっと小さめですが、空間をシェアしていただきありがとうございます。
7月からは、よりクリパルヨガのコンセプトに沿ってクラスを構成しています。
そんな一方で、ずっと続けてきた沖ヨガなど、日本のヨガもひきつづき活かしていこうと思っています。
もともと、クリパルヨガも沖ヨガも、ヨガを生活の中で活かすもの、人生に活かすもの、として実践するところは共通しています。
また実践法においても、理論よりも体験を重視するところも共通します。
ひとつひとつのプラクティスの中でそれぞれが「今、ここ」で味わったその人だけの体験を、聖域として尊重します。
そうやって得た気づきが一人一人の個の土台を安定させ、自分本来の成長を引きだしてゆくのだと思います。
雰囲気は違うのだけど、僕はどちらも大好きで、うまく一緒に練習できないかなぁ、とずっと考えていました。
日本のヨガには日本人らしいきめの細かいところがあって、心身に無理をさせず、気持ちよく練習を深めてゆけます。
クリパルヨガは、ひとつひとつの練習をその人だけの「体験」として深めてゆく、様々な実践法を持っています。
その両方でハーモニーを奏でていけたらいいな、と思っています。
そのためには両方のハートをしっかりハラで観じたいと願っています。
…あまり大きく構えたりせずに、これまで自分のやって来たことを、みんな気持ちよくクラスに行かせた行ったらいいなと思っています。
クリパルヨガって、ほんとに不思議です。
一度自分のなかで起きていることを観察する実践法(内観といいます)を覚えてしまうと、全てがクリパルヨガになってしまうのです。
例えば、パワーヨガやアシュタンガヨガをやっていても、自然に内観が出来るようになる。
今年習い始めた少林寺拳法でもこれは同じです。
例えば、どんなときに突きや蹴りは気持ちがいいのか?
…それは、対象にダメージを与えるとかいうことではなく、もっともっと、純粋に、自分の中で「気持ちいい!」と感じられる瞬間です。
スパッ、と体が動いて、道衣がバサッ、と気持ちよく答えてくれる瞬間。
どんなときにそれが出来て、どんなときに出来ないのか?
足の位置、膝の角度、つま先の角度、左右の足の体重の乗り方、踏み込みの位置や足の幅、気合は出ているか?、などなど…。
そして、今、この瞬間、自分の心が何を感じているのか?
本当に「気づき」の連続です。
他のスポーツでもきっとそうだと思います。。
絵を書いたり、音楽を奏でたり、ダンスをしたり…。
ジャンルを越えて広がってゆくのです。
やがて、日常生活や、人生そのものにおいても。
「気づき」が私たちを豊かにしてくれます。
今週末10日は帰省のためお休みです。
次回は17日、阿佐ヶ谷地域区民センターにての開催です。
よい夏休みをお過ごしくださいね。
また楽しみにお待ちしています。
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