『ホーンテッド・キャンパス』
櫛木理宇 角川ホラー文庫
2012.10.25発行
霊感がある上怖がりな、八神森司。
高校生の時、森司は不毛の花壇で一学年下の灘こよみと知り合う。
一浪して入った大学で、こよみと再開した森司は、彼女と一緒に居たい一存で、オカルト研究会に入るのだが……。
引っ越しても引っ越しても壁に女の顔が浮かび上がると言う『壁にいる顔』。
同じ夢を繰り返し見ると言う『ホワイトノイズ』。
激安賃貸料で好条件の部屋に起こった怪異『南向き3LDK幽霊付き』。
ドッペルゲンガーを何度も見ると言う『雑踏の背中』。
友人が自殺したのを機に引きこもった妹の為に降霊術をして欲しいと言う『秋の夜長とウイジャ盤』。
オカルト研究会の黒沼部長・黒沼泉水・三田村藍・灘こよみ・八神森司が、学内生徒からの怪異相談を受ける連作集。
ちなみに『視える人』は森司と泉水の2人だけ。
実は憑かれ易いこよみを心配して、部長と泉水がこよみをサークルに誘い、こよみに釣られて森司が入ったと言う。
純粋に楽しむだけでサークルに入ってるのは藍だけだと言う。
ホラー文庫だけど、怖っ!て感じではない。ミステリ系かも。
……生きている人間の方が怖く(酷く)ないか?この本……。