『黒猫の接吻あるいは最終講義』
森晶麿 早川書房
2012.05.25発行
黒猫と付き人がバレエ『ジゼル』を鑑賞中、一幕の終わりでダンサーが倒れるハプニングが。
実は五年前にも同じ舞台の演目でバレリーナが死亡していて、そのバレリーナも今回のジゼル役のバレリーナも黒猫の知り合いらしい。
付き人は、大学時代の黒猫を知るガラスアーティストの塔馬に、バレリーナ二人と黒猫が過去に付き合っていたと聞かされる。
黒猫に事件に関わるなと言われるが、黒猫の過去が気になる付き人は一人で二つの事件を調べる事に。
この人の、このシリーズは常にモヤモヤしながら読む感じなんだった。
するりするりとはぐらかされたまま、終わりまで行っちゃうんだよなあ。
黒猫の美学説明は、片端から脳味噌をすり抜けて行くと言う体たらくですよ。
次はパリで黒猫と付き人が事件に巻き込まれたりしたら面白いのにね。これで終わりにしちゃうのかな。