『たましくる~イタコ千歳のあやかし事件帖~』
堀川アサコ 新潮社
2011.06.01発行
双子の姉・雪子が死んだため、姪・安子の父親・大柳新志がいる弘前に、安子を連れて来た幸代。
雪子は一緒に暮らしていた男を殺し、首を吊ってしんだのだ。
姪を届けた大柳の家で、汽車の中で出会ったイタコの若い女性・千歳に再会した幸代。千歳は、安子の父親の妹だった。
千歳は幸代に弘前で自分と安子と暮らさないかと打診する。
その夜、雪で東京に帰ることが出来ず宿に泊まった幸代は、雪子が血文字で書いた遺書を思いだし、違和感を覚えるが……。(『魂来る』)
千歳や大柳の分家の高雄の幼馴染みのソプラノ歌手が独唱会を開く事になった。
妹弟子の試験のため行けない千歳だったが、幸代達に聴いて来るように薦める。
翌日、千歳に新聞を音読していた幸代は、独唱会で会った老婆が殺害された事を知る。(『ウブメ』)
千歳の元にインバネスを来た男がやって来た。自分が誰だか解らないと言う男は、持っていた箱を幸代が改める間に消えてしまった。
翌日の夜来た客は、所有地で何度も火事が起こると千歳に相談するのだが。(『インソムニア』)
千歳と押し入れの思い出話。(『押し入れの中』)
10年前に行方不明になっている大柳新志の昔の恋人・蝶子。
実は蝶子に良く似ている幸代。
ある日、強盗事件で刑務所に入っていた息子が死んだと、千歳の師匠に何度も会いに来ていた男が挨拶に来る。
その頃、大柳本家では新志が居なくなり大騒ぎをしていた。
それを機に千歳達は、蝶子の事を調べ始めるが。(『紅蓮』)
薄幸な美人・幸代。千歳の助手をするに辺り、色々見えちゃったりしている。
基本的に男が苦手な幸代。誰かに好意を持たれても、困るだけだったり。
千歳はイタコの口寄せはほぼしないという。
調べた結果から、推理する。
そして幸代を好きな高雄の想いは成就するのか。
次巻『魔所』で、進展はあるのか。気になるね。