不思議な体験 夢② | ゆるっとのんびり気ままブログ

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目が覚めた後、もう眠りたくない。

これ以上、この夢を見たくない。


前回この夢を見た時よりずっと長く、はっきり会話も覚えている。

情景も、相手の表情も。


何故か夢が私を手放してくれない。

睡魔に襲われながら、絶対に寝たくないと思っていました。


ふっと引き込まれそうになった時、

部屋の何処からか、犬のうなる声が聞こえました。

ハッと一瞬、現実に戻されました。

でも、その声はシフォンではない。


なに?


再び、ふっと夢に引き込まれそうになると・・・

外から犬の吠える声が聞こえました。

何で、こんな夜中に犬の声??

何で吠えてるの?犬が吠えられたら、シフォンが吠えちゃうよ。


そんなことを思ってたら、やっぱり睡魔に飲まれ・・・

気づくと、彼と向き合って話している場面でした。


彼に私がどういうことなのか聞いています。


「ごめん、言えなかった。

もう別居してずいぶん時間も経つ。こうして1人暮らしもしている。

時々お金を払っているけど、子供にも会っていない。

向こうが離婚してくれないんだ。俺を放してくれないんだよ。」


彼は頭を両手で抱えて、テーブルに肘をつき、うな垂れています。

私が、

「奥さんのこと、好きじゃないの?子供は?」

と聞くと


「好きじゃないよ、子供ももうずっと会っていなくて・・・」

と言う。そして、消え入りそうな小さい声でこう言いました。


「そもそも、成り行きだったんだ。

彼女は俺の高校の先生で、二人で出かけた時に雨に降られ、

びしょぬれで彼女の部屋に避難したんだ。

そこで・・・成り行きで・・・本当にその時だけのつもりだった。

でも子供が出来て・・・」


彼が10代の頃、一度の過ちで結婚して、

その後、彼もそれなりにやっていこうとしたけれど、

どうしても愛情が持てずムリだったと・・・。


「子供は4人もいるんでしょ?どうしてるの?」と私。


彼は、

「子供たちには責任がある。養育費は払っていく。

でも、俺がどんなことしても彼女は別れないっていうんだよ。」

そう言って、放心した顔で宙をボーっと見ていました。


私は、

「ムリだよ、私には背負えない。

急にこんなこと言われても、私はムリだよ。」

と言い、顔を背けました。


彼の奥さんの、薄っすら笑った顔を思い出し、身震いしました。

どこまでも付け回して来そうな、そんな執念を感じて。


彼をどうしようもない人間だと思うと同時に、

少しかわいそうな気もしました。

でも、もう、一緒に居るのはムリ・・・



そう思ったところで、急に目が覚めました。