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Azisai-ray Diary(progress)

もともとyahooブログで始めたものを2008年にamebloに移転して16年ほど経ちました。更新停止宣言をしながらも年末がくるたびにチョコチョコ書きつづけています。一度でも読んで下さった方、ありがとう!

 「勝手にエンタメ大賞2015!!」を、そろそろまとめようと思ったのですが、そもそも「2014!!」をやっていないことに、いまさら気がつきました。


 1年おくれでやってみます。


 2014年は、演劇を40本観た一年でした。ライヴでいえば、大阪の十三に SPREAD のワンマンを観に行ったり、横浜に KEMURI を観にいったりと、カッコいい公演にも立ちあうことができて感激でした。


 では、ベスト5です。本当はもっと詰め込みたいのですが、独断と偏見で選びぬきます。



●第5位 松本雄吉さん主宰、維新派の野外公演『透視図』です。10月に大阪の中之島GATEまで遠征しました。大阪のビル群を遠景に、相変わらず洗練された構成でした。


●第4位 前田司郎さん主宰の五反田団による『五反田の夜(再演)』です。おかしさがこみあげてくるお芝居でした。7月に、大崎のアトリエヘリコプターです。 


●第3位 演劇以外のもののランクインです。かつて椿屋四重奏のボーカルだった中田裕二さんのアコースティクライヴ、6月に渋谷 duo music exchange で観ました。往年のカヴァー曲中心の構成で、いつもながら唄声にしびれました。


●第2位 KAKUTAの桑原裕子さんが、あうるすぽっとに書き下ろした『彼の地』です。3月に観ました。桑原さんの世界観があふれた、どこか“優しい痛み”を感じられるステキな舞台でした。


●第1位 椿組に、桟敷童子の東憲司さんが書き下ろした『廃墟の鯨』です。7月に花園神社で野外公演でした。巨大なクジラが場内をうねったラストシーンは圧巻で、涙が出ました。


 …ということで、2014をここにまとめ終え、年末には「2015」の記事更新をしようと思います。

 今年は月に3本ほど、年間36本ほどの演劇を観ています!






 アメトーークを観ていたら、ピースの又吉さんとかが、「小説10選」をやっていて、おっ、と思いました。私がこの人生で読んだ小説なんて、おそらく200冊くらいしかないとは思うのですが、ちょっと書き残しておきたいと思いまして、久しぶりのブログ更新です。


①宮本輝『螢川・泥の河』

②中村文則『最後の命』

③三浦しをん『光』

④樋口毅宏『民宿雪国』

⑤窪美澄『ふがいない僕は空を見た』

⑥吉田修一『長崎乱楽坂』

⑦朝井リョウ『星やどりの声』

⑧重松清『疾走』

⑨町田康『宿屋めぐり』

⑩鄭義信『戯曲集(いわゆる在日三部作)』


 こんなところでしょうか。もちろんまだまだ読後感の良かった小説や、好きな小説はたくさんありますし、パッと思いつかないだけのものもあるとは思います。中村文則さんはほかにもいくつか好きなのがあるし、町田康さんも吉田修一さんも同じです。鄭義信さんの戯曲集は厳密に言うと小説ではありませんが、文学作品として、演劇として優れていると思うので、入れてしまいました。


(おわり)





基本的にこのblogは更新してないんですが、ここ4~5年続けていた「勝手に演劇大賞」を、今年は「エンタメ大賞」にして、久しぶりに載せてみたいと思います。


 いろいろと忙しいことの続く1年でしたが、演劇を20本観ることができました。例年は月に2本、年間で24本程度観ているので、若干少なめでした。本当に好きな劇団や役者さんだけを観にいくというスタイルに変遷してきています。


 映画は8本、スクリーンで観ました。

 ライヴは4本、もっと行きたかったけど、オールスタンディングは疲れるからね…


 で、それら「エンタメ」の中から、まったく独自の尺度で、秀でていたものを勝手にランキングしちゃいます。


●第5位 サンプル(松井周主宰)の『地下室』という演劇。1月に駒場東大前のアゴラ劇場で観ました。


●第4位 劇団桟敷童子(東憲司主宰)の『紅小僧』という演劇。11月に下北沢のスズナリで観ました。


●第3位 千葉雅子と土田英生の二人芝居『姐さん女房の裏切り』という演劇、6月に小竹向原まで観にいきました。


●第2位 モダンスイマーズ(蓬莱竜太主宰)の『死ンデ、イル』という演劇、12月に下北沢のスズナリで観ました。


●第1位 ハイバイ(岩井秀人主宰)の『て』という演劇、5月の池袋の芸術劇場シアターイーストで観ました。



 ん?


 全部「演劇」だぞ…


 やっぱり演劇で心を豊かにし、演劇とともに生きた1年でした。


 いい映画もあったし、いい音楽もあったけどね。それはそれ。これはそれです。


 みなさん、よいお年をお迎えください。




 


 心に一区切りをつけるときに訪ねる場所がいくつかあります。


 近所で言えば、多摩川沿いの土手。少し離れたところで言うと、ここかな・・・・




Azisai-ray Diary



 とても天気が良くて、海も穏やかでした。いつもは車で移動する道も、今回は20分ぐらいかけてゆっくり歩いてみたりして。



 「訪ねる場所」はさらに遠くにもあって、今回はそこへも足を伸ばしてきました。この5年間で10泊近くしたんじゃないだろうか・・・・。生まれた街でもないのに、この5年以上、とても好きだった場所でした。



 さて。



 このブログをいよいよ終わりにします。一度でも読んでくれたかた、心からありがとう。




 桜が満開になる頃には、新しいステージを歩み始めています!








                              (おしまい)





 


 yahooで2年間、Amebaで3年間、自分自身のダイアリーとして続けてきた Azisai-ray Diary ですが、この3月末日をもって一区切りとすることを決めました。5年間で、一回でも読んで下さった方、本当にありがとうございます。


 一区切りとする理由は、プライベートでの大きな転換点を迎えることになったためです。生活環境がガラっと変わり、ブログやインターネットといったものへの向きあいかたも見直すべきときにきたと、自分なりに考えたためです。


 3月末までに、あと何回かは更新できると思いますが、基本的には5年間ブログを続けてこられた自分への振り返りと、一度でもページを踏んでくださったかたへの感謝の気持ちを綴るだけとなります。よく題材にしていた演劇やライヴを観る予定も、月末まではありませんから・・・・。


 更新が止まっても、今まで書いてきたものはそのまま残しておきます。特に問題がなければそのまま。