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Azisai-ray Diary(progress)

もともとyahooブログで始めたものを2008年にamebloに移転して16年ほど経ちました。更新停止宣言をしながらも年末がくるたびにチョコチョコ書きつづけています。一度でも読んで下さった方、ありがとう!

 

 年末だけに更新しているブログです。

 

 ここ数年は「勝手にエンタメ大賞」というタイトルで、映画とか、ライヴとか、書籍なども含めて、自分勝手に「ベスト5」などを決めていたのですが、今年は(気まぐれで)演劇だけを対象にします。

 

 この1年間で、(実は今から、大みそかに最後の1本を観るのですが、それも含めて) 40本の演劇を観ました。

 

 エントリーを10作品ほどに絞っておきたいと思います。

 

 ・月刊根本宗子『バー公演じゃないです。』(1月、駅前劇場)

 ・オフィスコットーネ『夜、ナク、鳥』(2月、吉祥寺シアター)

 ・椿組『毒おんな』(3月、スズナリ)

 ・クロムモリブデン『たまには海が泳げ』(3月、王子小劇場)

 ・財団江本純子『忘れていくキャフェ』、『ぼくと回転する天使たち』、『事務王』(4~6月、ギャラリー・ル・デコ)

 ・少年王者舘『麦の街』(7月、上野ストアハウス)

 ・ナイロン100℃『睾丸』(7月、シアターウェスト)

 ・オフィスコットーネ『US/THEM』(9月、小劇場B1)

 ・オフィスコットーネ『山の声』(10月、space早稲田)

 ・柿喰う客『美少年』(12月、ゲキ地下Liberty)

 

  オフィスコットーネ、すごいな。コンスタントに質の高い演劇作品をプロデュースしてくださっているのだと思います。『US/THEM』と一緒に打たれた、占部房子さんと政岡泰志さんの2人芝居もよかったです。江本純子さんのは実質、演劇3本です。3か月連続で芝居を打つなんて、離れ業(わざ)です。少年王者舘は、このブログではすでに「殿堂入り」しているのですが、今年は少々雰囲気が異なる芝居でしたので、エントリーに入れました。

 

 本日の夜か、明日元日に、記事を更新します。

 今から観にいく芝居が、急遽エントリーし、ベスト5に入る可能性も もちろんあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 文字数制限がかかり、一気に発表できませんでした。

 

 それでは、つづけます。

 

 第1位(大賞)

 「空と雲とバラバラの奥様」(クロムモリブデン)

 この劇団を観たのは初めてです。春に、吉祥寺シアターでした。私が観てきたどの劇団ともまたひとあじ違った作風と演出で、とても楽しめました(作・演出は青木秀樹さんという方ですね。) すでに20年以上活動されているようですが、私自身がまだまだこの劇団のことを知らなすぎますので、あまり多くは語れないのです。春に新作が上演となるそうですので、また観にいってみたいと思います。

 
 そういうわけで、今年の「ベスト5」はすべて演劇作品からの選出となりました。この20年余りで観た演劇の数が、400本に達した記念すべき年でしたので、こういう結果にいたったのかもしれません。あと3~4年ほどたって、500本に達したら、その中から「ベスト5」を選出してみようと、野望をもっています。

 

 画像はすべて、インターネット上からお借りしたものです。個人の趣味の範囲でコピペしたものであり、一切の営利目的はございません。

 

 それではみなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 (意図せずこのページに辿り着いてしまったみなさま、お付き合いをありがとうございました。恐縮です。)

 

 

 

 毎年、その1年間に観た演劇の中から、ベスト5なり、ベスト3なりを(独断と、偏見で、まったく自分勝手に)決定する、という企画の、10回目です。数年前からは、ライヴとか映画とかも含めることにしましたので「演劇大賞」という名称から「エンタメ大賞」へと名称を変更しています。そういう身勝手なルール変更も含めまして、まったく勝手にやっています。

 

 それでは、2017年、平成29年の、ベスト5の発表です。

 

 第5位

 「王将3部作」一挙上演(新ロイヤル大衆舎)

 初夏の頃に、下北沢の小劇場「楽園」で観ました。3公演ともチケットを確保できて本当に幸せでした。出番は少なかったものの常盤貴子さんが清らかすぎて、ハートを撃ち抜かれてしまいました。(今年は、小劇場「楽園」で、ほかにも何本か観る機会がありました。)
 
 第4位

 「グレーのこと」(ONE OR 8)

 冬に、浅草九劇です。ONE OR 8は、これまで何本も観ているのですが、出演予定だった役者の降板騒ぎとか、なにかと(私にとっては)ミスマッチのある劇団でした。今回は劇団として“新たなチャレンジ”だったように思います。ファンタジーのような仮想設定を用いながらも、現実世界にググっと迫ってくる演出で、揺さぶられるものがありました。

 

 第3位

 「森山直太朗 劇場公演 あの城」

 秋頃だったかな。芝居部分には大好きな町田マリーさんも出ていらっしゃいましたけど、それよりも、直太朗さんの透き通った歌声を(ときにはマイクを通さずナマウタで)聴けたところに感動しました。直太朗さんのようなビッグなアーティストが小劇場界のメッカ下北沢、本多劇場で公演を打つとは、本当に尊敬に値します。ホールでのコンサートも観にいったことがありますが、直太朗さんはこれからも劇場公演も続けていかれるおつもりなのでしょうね。

 

 第2位

 「すべての四月のために」(鄭義信 作・演出)

 初冬頃だったでしょうか。東京芸術劇場プレイハウスです。森田剛さんのファンの方々がたくさん劇場へいらしてしました。V6のファンの方々って素晴らしいですね。大変失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、整然としていらっしゃって、劇場内での行儀がとてもよく、あたたかく森田さんを見守られていらっしゃいました。

 「パーマ屋スミレ」あたりに作風の似た芝居で、在日三部作(たとえば野に咲く花のように。焼肉ドラゴン。パーマ屋スミレ。)の「つづき」のようでした。森田さんの芝居はとてもナチュラルで、鄭義信 作・演出ということで、“やさしさ”と“強さ”を持ち合わせる人物像でした。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回の記事の続きです。「勝手にエンタメ大賞2017」のエントリー10作品の確定です。

 

  候補1:「空と雲とバラバラの奥様」(クロムモリブデン)

 候補2:「王将3部作」一挙上演(新ロイヤル大衆舎)

 候補3:「鳥の名前」(赤堀雅秋 作・演出)

 候補4:「クーリンチェ少年殺人事件」(映画作品唯一のエントリー)

 候補5:「森山直太朗 劇場公演 あの城」

 候補6:「BRAHMAN ×G FREAK FACTORY」(FAD横浜 ライヴ)

 候補7:「すべての四月のために」(鄭義信 作・演出)

 候補8:「あの人 & あの人」(前田司郎 作・演出)

 候補9:「グレーのこと」(ONE OR 8)

 候補10:「ちんもく」(URASUJI 松村武 作・演出)

 別枠:「どつぼ超然」「この世のメドレー」(町田康 小説作品)

 

 今年は、芝居(劇場公演)を37本、音楽ライヴを5公演、映画を劇場で3本、観ました。合計45本程度の作品の中から、ベスト5を選びたいと思います。特別エントリーとして、町田さんの小説(文庫本で読んだ連作もの)を挙げてありますが、まぁこれはあくまでも別枠エントリーということです。

 

 新年を迎えるまでには、記事を更新したいと思います。

 

 

 

 年末までに、「勝手にエンタメ大賞2017」のベスト5を決定します。

 

 例年通り、候補40作品のほとんど(9割)は「演劇作品」なのですが、まぁいくらか「映画」や「音楽ライヴ」も含まれています。年末の選考作業がラクになるように、現時点で候補作を10作品程度に絞っておきます。

 

 候補1:「空と雲とバラバラの奥様」(クロムモリブデン)

 候補2:「王将3部作」一挙上演(新ロイヤル大衆舎)

 候補3:「鳥の名前」(赤堀雅秋 作・演出)

 候補4:「クーリンチェ少年殺人事件」(映画作品唯一のエントリー)

 候補5:「森山直太朗 劇場公演 あの城」

 候補6:「BRAHMAN ×G FREAK FACTORY」(FAD横浜 ライヴ)

 候補7:「すべての四月のために」(鄭義信 作・演出)

 候補8:「あの人 & あの人」(前田司郎 作・演出)

 候補9:

 候補10:

 別枠:「どつぼ超然」「この世のメドレー」(町田康 小説作品)

 

 今年も、いい作品にたくさん出会えて、本当に幸せでした。

 かつてに比べると、映画を劇場で観る回数などはすっかり減ってしまいましたが、それでも どうしても観たいと思ったものは観にいくようにしています。音楽ライヴについては、そもそも好きなアーティストが少ないため、回数は少なめです。FAD横浜は前々から好きなハコで、都内公演があるツアーでも、わざわざ横浜まで足を運ぶことがあります。BRAHMAN のライヴはなんだかんだで初めて観ましたが、圧巻でした!

 

 ではでは、年末にお会いしましょう。