ロボットについて自作したりと、理系としての自負を持つ自分としては理系軽視、技術者軽視、専門家軽視の日本のやり方に不満と先行きへの不安、絶望感を感じるが皆さんはどう思っているのだろうか。
1980〜2010 代には日本の技術は明らかに際立っていた。電化製品はほとんどが日本製、海外に行っても壊れない家電は全て日本だった。ASIMOやAIBOなどを生み出し唯一無二の技術。
今や家電メーカー、エレクトロニクスメーカーはほぼ全滅、ユーザー目線で見ていい製品が日本のメーカーから生み出されなくなった。
アベノミクスが決定打となったと感じる。大企業優遇を進め、中小企業の下請けの技術を大企業が我が物顔で奪い技術者は疲弊し報われない状態に。ベンチャー企業は絶滅寸前まで追い込まれ吸収合併や倒産に追い込まれる。内部では文系職のコミュニケーション能力の高い人間が権利というビジネスに形をかえ技術の分野を荒らし特許という名の権利ビジネスという世界に変えてしまい、根っからの理系は技術を高める事に集中できなくなったのではないか。
数年で技術立国の土台は崩れ、現状分析を進めたのであろう、技術立国を捨てて観光立国へ変換した日本。現在はインバウンド旅客は増えてなんとかなっているが日本はやっていけているとお思いか?
明らかに日本は衰退へと進んでいる今やもうどうしようもなくなっている。
怒りの矛先を間違えている人は多くないか?
不景気や貧困、物価高の問題は戦争や海外からのしょうがない理由からくる問題ではないと私は考えるがどうだろうか。