厄年というものについて何か自分の中で整理がついた。

男の厄年は43歳前後。現在アラフィフになった私は43歳前後に自分を振り返って思うことがある。

厄年とは第二次性徴期みたいなものでホルモンバランスなどが変わってかつ脳味噌も大きく変化し、精神的な思考方法や価値観が変わる時なんだと思う。

一般的には体調変化や災害に見舞われるというような迷信満ちたもので、科学的根拠のあるものではないと思われる。しかしながらこれを精神的肉体的に大きく変化する時期だと捉えれば色々合点がいく。実際健康はガクンと悪い方にシフトしあちこち痛み出したりした。

健康面より大きく変化したものは精神だ。私自身についてはいい方に変わったとは言えない。

否定的で暗い考え方にシフトしたように思う。確実にその前と後では価値観が大きく変わった。

成長志向、ポジティブ思考から保守的、ネガティブ、陰鬱な性格に変わったと思う。

鬱病発症する人や働かないおじさんが大量発生するのは周りの環境や本人の性格というよりこの言うなれば第三次性徴期によるところが大きいのではないか。

この時期は誰にも避けられないが社会性を失わない考え方に無理やりにでもシフトして行く必要があると思う、自分のためにも社会のためにも。