

それでは引き続きもう1つの団体『NPO TEDIC』さんをご紹介します

サイト : http://www.tedic.jp/
たんぽぽ記事 : http://ameblo.jp/light2011/entry-11216558114.html
『TEDIC』さんは、毎週末(主に土日)に、教員志望の東京や石巻の学生さんたちが
宮城県石巻市の子供たちに学習支援をされている団体です。
http://www.tedic.jp/tedic%E3%81%A8%E3%81%AF/
『TEDIC』さんはただ勉強を教えられるだけでなく、定期的にミーティング、
毎回テーマを決められてのディスカッションを真剣に行われています。
本当なら週末はバイトしたり、遊びに行ったりしたい年頃の学生さんたちが
被災地の子供たちのためにどうすればいいか、何をすればいいか悩んだり、
喜んだりしながら、ずっと支援を続けられています。
本当に素晴らしいことをされていると思います

だからこそ子供たちが『TEDIC』のチューターさんたちを信頼し、心を開き楽しく学ばれているのです。
また『TEDIC』に通われている生徒さんが友達を連れて来られ、また一緒に学ぶという
子どもたちの学びの連鎖も生まれているそうです

それでは一部ですが、
『TEDIC』のチューターさんたちが書かれたブログの記事を少しだけ抜粋してご紹介します。
こちらの記事を読んでいただければ、『TEDIC』さんがどれだけ真剣な想いで支援をされているか、
すぐにおわかりいただけると思います

http://ameblo.jp/tedic/entry-11372475477.html
TEDIC では、毎週生徒の学習の記録を書いて全員で共有しています。
生徒ができたこと、できなかったこと、その要因、
そしてそれをどう活用したり、どのような対策で改ざんできるか。
調書のなかで特に大切にしているのは要因の部分です。
生徒ができないという事実はわかっても、それがなぜなのかということを
きちんと見極めるのはとても難しいです。
チューターたちは、生徒をよく観察する目を持つこと、
できない可能性をよく考えることの難しさと大切さを痛感しているようでした。
生徒を前にすると彼らのできない理由は、生徒の学習状況だけでなく、
顔の表情、姿勢、態度などからも伝わってきます。
少しの変化や成長も見逃さないよう、
ひとりひとりの生徒と過ごす時間を大切にしていきたいと思います。
出張授業で、生徒のそばで彼らのあゆみをしっかりと記録していきたいと思います。
http://ameblo.jp/tedic/entry-11382663398.html
今回のテーマは、「教師の役割とは何か」です。
今までの学校生活のなかで印象に残っていることから、
そのときの自分が何を考えていたのかを振り返りました。
部活が大変だったけど、厳しい環境だからこそがんばれた。
文化祭でクラスが団結してひとつのものを作り上げた喜び。
すごく生徒のことを考えてくれている先生との出会い。
授業以外にもチューターは様々な場面で、強い印象を持って
心に刻みつけていることがたくさんあることが分かりました。
生徒は学校という環境の中で様々なことを感じています。
その上で、教師の学校での役割を考えました。
話し合いの中で気づいたことは、教師の影響力の強さです。
教師の何気ない一言でも、生徒は大きく影響されます。
それがプラスに働くか、マイナスに働くかは
生徒の受け取り方、教師の発し方にもよりますが、
教師はそうした力を持って言葉、行動を発していく存在である。
そうした自覚を持った上で教師になり、
生徒と接していくことの大切さを痛感する時間だったのではないかと思います。
そして、それはチューターとして出張授業に行くときも言えることです。
生徒と接する身として、自らの言葉がどのように生徒に届いているのか
いつも考えていかねばならないと思いました。
最後に『NPO TEDIC』の代表の門馬 優さんはこう思われています。
震災から1年半、子供たちの心の傷が痛みだすのは、この時期だと言われています。
子供たちの心に寄り添い続け、一緒に歩んでいく、そんな支援をこれからも続けてまいります。
未来を担う子供たちを笑顔にする素晴らしき団体『NPO TEDIC』さんを
ぜひとも一緒に応援していきませんか?
