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みなさん こんにちは
静岡に住む「たんぽぽ」の仲間 笑顔の素敵なjijiさんが
先週末 牡鹿半島へボランティアに行ってこられました
彼女のブログから 転載させて頂きます
(jijiさんのブログもぜひどうぞ http://www.kikou-lucky.com/blog/)





「ただいま~」
「おかえり~」
バスから降りて最初の挨拶です
現地の方が元気な笑顔で「おかえり~」と出迎えてくれます
毎週毎週半年間続けた絆の強さ…
愛知ボラセンhttp://aichiborasen.org/の仲間達と
宮城県石巻市牡鹿半島の十八成浜【くぐなりはま】に行ってきました
7か月たっても津波にあったままの建物
陸に打ち上げられたままの船
2m近く地盤沈下してしまった集落と砂浜
そこには美しい砂浜の海岸線が続いていたはず…
そこには活気ある海辺の日常があったはず…
全てを破壊し 流し去り
防波堤からは波飛沫が道路に押し寄せてきます


何もないのです
辛い日々…
先の見えぬ不安…
下ばかり向いていた毎日…
しかし
心から笑った
久しぶりに心から笑った…
心から笑ったことが
最初の第一歩だった…と被災された方から胸に響く一言
全てを失っても人はいつまでも泣いてはいません
助け合って
お互いを気遣って
強く、それはそれは強く生きています
私達は「くぐなり食堂」開店のため
170食のお弁当づくりをしました
料理長(実は旅行会社のサラリーマン)の下 15名の炊き出し班を結成
初めて見る顔
み~んな「はじめま して、よろしくおねがいします…」の集まりです



(あみえびの炊込ご飯、サーモンフライのオーロラソース添え、ポテトサラダ、コーンと卵のスープ)
仮設住宅の集会所が食堂に早変わり
食後はおじいちゃん、おばあちゃん達と茶話会です
津波の話
日々の生活の話
穏やかなお顔の表情からは 辛さを乗り越えた強さを感じます
愛と力と知恵の結集
私達は助け合うことを学ぶために生まれてきました
ひとりでは生きられない
どこかでだれかの力を必ずや借りている
それに気付き
「私」という自分だけの心から
「私達」という他人をも思いやれる人間になっていきたい
愛と力と知恵の結集…
ボランティアで大切なこと
小さなことでも自分ができること
ず~っと続けられること
被災された方のニーズに応え
被災された方の思いに添うこと
そう
喜んで…
潮にのまれた柿の木 立派に実をつけていました
