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Killing time

よくわからないようなことをちょこちょこ呟くだけ。
小説を書いては消してをしているかも


自己満足の為に書いているので、ペタは出来るときにしかできません。

連続でごめーんね(๑≧౪≦)☆

いや、意外と楽しくて……セリフしかねーけど、楽しいのよこれが…ゲーム、進めるからもうやらないと思うた。



「たっ!」


最後の一匹であるうさぎ型のマモノ、ラビというらしいを斬り倒し、ふぅと一息をつく。

元から使えた技と駆使してなんとか一つ目の階段まできたが、さすがに疲れてきた。まるでレベルが上がるかのように戦闘を繰り返しているうちに体が軽くなることがたまにあったが、それでもすぐに元に戻ってしまう。アリアと違い、サクヤとユウトはあまり疲れが見えない。どうやら、サムライであるアリアより遅いが、デストロイヤーであるユウトはLIFEが多く防御力と攻撃力が高いようだ。サイキックであるサクヤはLIFEが低い代わりにMAKAが高い。

メディアⅠで傷を癒していたサクヤを盗み見る。


「アリア、大丈夫か?」

その視線をなんだと思ったのか、サクヤが笑顔で訪ねてきた。

いきなり声をかけられ、驚いて刀を落としそうになり、慌てて握り直す。はぁ、と安堵の息を吐き出して、刀を抱え直し、サクヤの顔を見上げる。


「私は大丈夫です…じゃなくて、だよ」


「なぁ、メディアあと何個入れられる?」


「え、っと五個です」


「丁度五個あったんだけど」


箱を持ってきたユウトにサクヤがナイス、と肩を叩く。ユウトから渡されたメディアを鞄にしまい、マモノからアイテムを回収する。マモノから採取したアイテムはアリアの鞄にではなく、ユウトの足などにかけられているポーチやサクヤが持っていた鞄に詰め込まれている。

回収するものがないのを確認してから、階段を上がる。


「教官先生はこの階にいるんだっけか?」


「あぁ。少し急いで行くとするか」


レベルが上がってきたこともあってか、マモノをスキルを使用しなくても倒せるようになってきた。サクヤは物理攻撃はあまり得意ではないらしく、あまり削れはしないが、アリアが削り損ねたものをすぐにカバーしてくれる。ユウトは一発殴るだけで倒せるため、2対だけのときはとても楽ちんだ。

走りながらラビを殴りつけ、そのまま走るユウトの後ろに続く。

途中、休憩中の候補生と挨拶を交わし、部屋の中に入ってみたりしたがその中にはガトウさんはおらずアイテムだけ回収して、再び足を進める。


「炎と踊れ!」


サクヤが声を荒らげたと同時に炎が沸いた。すぐにラビが倒れ、アイテム回収を始める。マモノには血らしきものがないのだが、それでも死体をまさぐるということができずアイテム回収は二人がすることになってしまった。それを申し訳なく思いながら、周りにマモノがいないか警戒する。


「ん? あ、教官先生じゃね?」


角を曲がった先に、ガトウが一人で立っていた。その目の前にいたマモノをスキルなしで倒し、回収を終えてからガトウの前にしっかりと立つ。


「…遅かったな。しかしまあ、マモノ退治のスジは悪くねェから…それでプラマイゼロってトコか…と、ケガしてるじゃねェか。仕方ねェ…簡単な傷の処置ぐらい教えといてやる、自分で治しとけ」


ガトウが3人に教えたのは、サポートスキルというものだった。応急手当・小。傷を少しだけ直してくれるらしい。まだまだな3人にとってはとても嬉しいものだ。同時にありがとうございます、と頭を下げガトウの次の言葉を待つことにした。


「ンじゃ、上に行くぞ。そこにもう1人の教官が――」


ガトウが言いかけた途端、ピッと小さな音がしたあと、耳につけたイヤホンから声がした。最初につけさせられた通信用のイヤホン、というものだ。


『…こちらナガレ! ガトウさん、聞こえますか?』


「…どうした? 何か問題か?」


『やたらデカいマモノが入り込んでます! 俺1人ではとても…クソッ、コイツ……!』


「やれやれ…教官が苦戦してたンじゃ、候補生の連中に示しがつかねェだろうが…」


頭を掻き、ふぅと溜息を吐くとガトウがアリアに視線を向けた。


「…お前も一緒に来い。どうもキナ臭ェ感じがするンでな」


返事を聞く前に言ってしまったガトウさんに、この人も二人と同じタイプかな、と勝手に同類扱いをして、後に続く。上についた頃にはガトウさんはもう見えるところにいなかった。あたりを見渡したが、先に行ってしまったのがオチだろう。

仕方ないので道を進む。壁に少し近いところを歩いていると、角の向こうから男の声が聞こえてきた。


「あ、あんな化け物…」


と危うく聞き逃すような小さな声が聞こえ、そのあとすぐに悲鳴が響いた。


「ヒーーーーーーーーッ!」


悲鳴のすぐ後に、自衛隊らしき男が走ってきた。壁よりを歩いていたお陰でぶつかるなどということはなかったが、どんなマモノがいるんだ、と少し怖くなる。アリアが怯え、刀をぎゅっと握り寄せていると後ろからぽんっと肩を叩かれた。


「大丈夫ダイジョーブ、でっかいマモノってだけだろ。なんとかなるさ!」


サクヤの腕を掴み、その後ろからユウトが笑った。サクヤも予想していなかったのか驚いた顔をしていた。すぐに無表情に戻ると、普段より低い声を出した。


「おい、ユウト離せ」


「大丈夫だ、心配ない。私が君を守ろうキリッ!」


無駄に似ている声真似をして、掴んだままの腕を動かしたユウトにさすがにサクヤがキレた。


「炎に踊れ!」


「マカマッカのムダ遣い! あっちぃ!」


廊下を走り、追いかけっこを始めてしまった。壁を蹴り上げ天井に足を付いたと思うと下に降りる、などの行動をしてうまい具合にサクヤの炎から逃げるユウトの身のこなしはサムライであるアリアが関心するほどのものだ。サクヤの炎でも捕まえることができない。


「…アリア、おいで」


おいでおいで、と手で呼ばれ特に何も考えずに言われた通りサクヤの横に立つと、屈みアリアにだけ聞こえるようにと耳元で小さな声でこしょこしょと話す。


「えっと、言えばいいの?」


「あぁ、大きな声で」


ウインクをしたサクヤに言われた言葉を言うために、コホンッと咳払いをして、すっと息を吸い込む。


「意地悪する、ユウトさんなんて大っ嫌い!」


「すいやせんっしたァア!」


ユウトはすぐに飛んできた。スラインディング土下座、なるものをやり遂げきっちり頭を床に付ける体制を取っている。初めて見た土下座に、引いているアリアを横にサクヤはにっこりと微笑む。


「次は、なんて言ってもらおうか」


「すいやせん、すいやせん! 姫ちゃんの緊張を解こうと思ったんです出来心だったんです! だから、だからァこれ以上はァ! サクヤさまぁ!」


「気持ち悪い…」


「ドン引きらめぇ!」


「アリア、先に行こうか」


「あぁああーーー! お許しをぉおお!」


セーブポイント近くにいた自衛隊員が生暖かいような目でその光景を長め、仲いいねと声をかけるとアリアはサクヤの後ろに即座に隠れ、アイテム保存が終わるまでそのままの体制でいた。終わり、先に進もうとした時も姿が隠れるようにサクヤとユウトを並べ、その後ろに隠れることで姿を隠したままだった。