「楽しい体験(ワクワク)を通り抜ける際の注意点」

 

 

基本的には…

 

楽しい思考で楽しい体験を進めば楽しいし、

苦しい思考で苦しい体験を進めば苦しくなるものです。

 

 

しかし、なぜか違うことがある。

 

ワクワクに従って行動したのに、

しっくり来ない、しっくり行ってない…

そんな感覚が残るだけというのもよくある話。

 

 

注意点は2つ。

 

・前後関係を無視すること

・雑味に気をつけること

 

 

前後関係を無視するとは…

 

「やったことがある、やったことがない」

「前は成功した、前は失敗した」を、

今に持ち込まないという意味です。

 

 

今からの行動・体験は、

これまでの行動・体験と違えて考えてみる。

 

 

特に。

 

いつかはできたのに…

今回も無理だろうな…は不要です。

 

 

これにより、楽しいを選ぶ時、

純粋な楽しさを選ぶことができるでしょう。

(純粋な楽しさを失うと恐怖や不安が勝るので)

 

 

 

厄介なのは、

次の雑味に気をつけることです。

 

 

雑味とは表面的なものに含まれる別の感情を指します。

(心の奥底にある別の感情)

 

 

表面的に楽しさを感じ、

好きなものだから〜と、

行動・体験も速やかに行うものたちですが。

 

 

この時に問題となるのが、

心の奥底で”別の何か”を感じているパターン。

(楽しい以外にも適用されますよ)

 

 

表面的には楽しい!好き!で動いているのに、

心の奥底では、

「こんなことをしていて大丈夫だろうか…」

などと不安や焦りを抱いているのだとしたら?

 

 

ほぼ間違いなく、不安や焦りが勝ってしまいます。

 

 

行動・体験のあとには不安や焦りの感情が残り、

現実もそれに見合った不安や焦りにまみれたものがやってくる。

 

 

心がすべてなので当然です。

(頭で考えることと心で感じることのチカラの差)

 

 

逆パターンだと理解しやすい方もいるかも知れません。

 

 

苦しさを伴う行動・体験に、

安心感や満足感、充足が含まれる感覚。

 

 

妙な達成感、やり切った感の残るものって、

苦しい体験のあと…みたいなものありません?

 

 

そういうのです。

 

 

これ、本当に気をつけて欲しいのですが、

この時に起きているペアリングをよく見てください。

 

 

”苦しさ”と”安心感”のペアリング、

”楽しさ”と”不安感”のペアリングが起きています。

 

 

長年の癖とも言えますが、

こうなってくるとマジでややこしい。

 

 

何らかの素晴らしい結果(感情)が、

苦しさを通り抜けないと味わえないとすると、

苦しさを追い求める人になってしまうからです。

 

 

そうではなく、一見、苦しいと見せかけて、

心の奥底では安心、満足しているのだ…

という本質に気づいてください。

 

 

このペアリングと本質に気づかないと、

単純に、苦しさだけの世界に行ってしまいます。

(苦しくないと何も受け取れなくなる)

 

 

もちろん、逆も注意。

 

楽しいと不安になるパターンです。

 

 

ここをペアリングさせてしまうと、

あら不思議!

楽しさから楽しさが生まれないのですよ!笑

 

 

そんなおかしなことはありませんよね?

 

 

ひとつまみの塩がスイカの味に影響を与えるように、

何らかの感情に別の感情…というのも影響があります。

 

 

表面的ではなく、

楽しいの奥底にあるもの、

苦しいの奥底にあるものを見てください。

 

 

そこにある感情を拾ってみましょう。

 

 

今日も笑顔で♪(*´∀`)

 

 

 

慶福天