「【現実を変えるのに意識したいこと】心で感じている方が大事」

 

 

日本語の慣用句には面白いものがたくさんあります。

 

 

たとえば…お腹に関するものでは、

 

・腹が立つ

・腹を探る

・腹が据わる

・腹が黒い

・腹が決まる

 

などありますが、

これらは”お腹”を”心(本心)”と捉えている。

 

 

実際のところ、

お腹(みぞおちのあたり)には、

太陽神経叢(たいようしんけいそう)と呼ばれる、

自律神経を司る部位があるのだとか。

 

 

ここは、

お腹の脳とか、もうひとつの脳とも言われ、

また、

潜在意識はここにあると考える方も居るようです。

(私もそう感じます)

 

 

…なんの授業だよ!ですよね。笑

 

 

ここからが本題。

 

 

「心とは裏腹」という言葉にあるように、

人は話す言葉や態度が心と違うことはよくあります。

 

 

大人になればなるほどです。

 

 

・痛いのに痛くないと言う

・好きなのに嫌いな振りをする

・欲しいのに欲しくないように振る舞う

 

 

本心そのまま、

どストレートに言葉や態度で表現する大人は、

あまり多くありません。

 

 

ただ、本当はその方が望ましいので、

なるべく、心と言動を一致させるのがベストです。

 

 

それは、言葉の持つチカラを、

最大限に使うことでもあります。

 

 

では、これをさらに宇宙的な視点で見てみましょう。

 

 

言葉の持つチカラと、

心でどう感じているか…に差がある場合の関係性です。

 

 

「大丈夫」でたとえてみると…

 

 

言葉である「大丈夫」そのものには、

言葉そのままの意味・チカラはありますが、

心からの大丈夫とうわべの大丈夫では違うものです。

 

 

私たちはしばしば、

”あまり大丈夫でない”場合にも、

大丈夫という言葉を使います。

 

 

心配をかけたくないなどの理由からですが、

これでは心とは裏腹のため、パワーが足りません。

 

 

最大限のパワーを意識するなら、

大丈夫という言葉に、

大丈夫という心がそなわるのが望ましい。

 

 

では、

言葉と心に差がある場合を比べてみましょう。

(別であるという条件においてですよ)

 

 

口では悲観的だが、

心では楽観的な場合と、

口では楽観的だが、

心では悲観的な場合では、

実は、前者の方がプラスに働いたりします。

 

 

あ、もちろん、

最強は楽観的+楽観的ですし、

よくないのは悲観的+悲観的ですよ。

 

 

「最悪だ〜!」(私は捨てましたが)

という言葉は本当に最悪なのですが…。

 

 

それでも、心の中が楽観的だったり、

大したことは無い…と思っているのだとしたら、

最悪には作用しません。

 

 

芸人さんが「最悪だ〜!」とする場面は、

実際のところ撮れ高があるとか、

美味しい場面だったりすることからも分かります。

 

 

一致していない場合には、

むしろ、心で感じているものが優先されています。

 

 

比率は、心7、言葉3…

 

いや、宇宙的に言ってしまうと、

…心10、言葉0かも知れない。

 

 

ただ、言葉に心が寄っていくことも多いので、

言葉もおざなりにしてはいけませんよ。

(言葉を使って心を誘導することは可能)

 

 

それも分かった上で、申し上げたいのは

「心で感じている」

を優先するのが宇宙だということです。

 

 

心が不安や心配、焦りなどに囚われているのなら、

どんなに言葉を取り繕っても、

現実化するのは不安や心配、焦りになってしまいます。

 

 

ですから、うわべのテクニックではなく、

(もしくは、技術を用いて)

心で感じているものをしっかり観察し、

心に同意してもらう対話をしてみましょう。

 

 

焦り、恐怖、不安、怒り…などの感情に対し、

それらをいったん認め、

現時点で折り合いがつくところを探す作業です。

 

 

いつまでもそれらの感情と向き合うのは、

あまり賢いやり方とは言えませんが、

言葉や態度だけを”善”とすることにより、

心が疲弊してしまっては、

宇宙の豊かさとは遠いところに行ってしまいますからね。

 

 

以下の図表をご覧ください。

 

 

これは、

心とお金についての関係性を表しています。

 

 

いささか極端な分類にはなりますが、

おおよそこのようなグループ分けで間違っていません。

(左下グループは犯罪者予備軍と言えます)

 

 

余談ですが…

 

勘違いしないで欲しいのは、

持っているお金の量ではなく、

「ある」と本人が感じられるだけあるかという点ですよ。

 

 

さて、この図表から、

心で感じていることと言動の差を紐解くなら、

右下にある「善人で金が無い」をよく見ることです。

 

 

このグループに属する方はとても多いでしょう。

 

 

彼らの中にあるのは、

「お金を稼ぐことへの躊躇」

「善人はお金が無いものだ」という信念、

「お金を持つことへの抽象的な不安」

「自分にはその資格が無い」という思い込みです。

 

 

口ではお金が欲しいと言いながら、

心の奥底では「あっても困るなぁ」と感じたり、

心の奥底ではお金を欲していても、

口では「お金がすべてではないよ」などと言う。

 

 

お金が無いことを善人の条件として採用するから、

もう、どんどんややこしいことになってしまう…

 

 

もはや、何が本心なのかも分かっていない。

 

 

これが、心の感じていることと、

表面(言動)に表すことを統一しなかった人に起こる…

 

あまり楽しいとは言えない着地点でしょう。

 

 

すべての面において豊かである。

 

これが宇宙的な生き方です。

 

 

心で感じていることをしっかり観察してください。

 

そして、

一番大事なものにフタをするのはヤメましょう。

 

 

心で感じているものを、頭でも考え、対話し、

折り合いがつくところで動いてみましょう。

 

 

ゆっくり、だけど確実に、

良い方向へ進んでいるのを感じてください。

 

 

心と言動が一致すると、

すべての壁に感じていたものが壁では無くなります。

 

 

今日も笑顔で♪(*´ω`*)

 

 

 

慶福天