「満ち足りて、これ以上を求めないと与えられる」
最近、満ち足りておられますでしょうか?
毎日が充実しているなら最高ですし、
時間を忘れて熱中できるものがあれば、
それはとても素晴らしいことです。
ふっと一息ついた時に、
楽しいなぁと感じることも満ち足りている状態ですが、
それらがどこにも無いのは少し問題があります。
満ち足りて、これ以上を求めない…には、
向上心が無いようなイメージもありますが。
具体的な目標、目的に向かうものではなく、
日々の暮らしで感じるものとして最高の波動です。
満ち足りた瞬間すら無いまま過ごすと、
大抵の場合は、物事が進んでいきません。
では、どうしたらいいのか?
逆説的にはなるのですが、
何かしらの見返りを求めたり、
期待することをヤメた時から、
物事がスムーズに動き始め、
結果がついてくることも多い。
これは、取り組んでいるものが、
結果(見返りや期待)ではなく、
その最中に満ち足りていることを指します。
(行動そのものが楽しい)
たとえば…
絵を描くことであるのなら、
絵を描けている間に満ち足りた状態になることです。
葛藤や苦悩もありつつ、
絵を描ける喜びの中にある…みたいな感覚。
展覧会があるから…
コンテストがあるから…
販売する必要があるから…描いているのでは無く、
絵を描きたいという衝動に駆られているだけ。
これが満ち足りた状態、
そして、無我夢中とも言います。
無我夢中とは、
我を無くして夢の中に存在することであり、
それは、喜びや宇宙の豊かさの中にあるのと同義です。
無我夢中に逃げる…など、
心を失くして慌てふためくような印象もありますが。
無我とは、
自身の心を超越した仏教用語を由来とするので、
無我夢中を、
宇宙と同化するほどに熱中した状態と捉えてください。
そんな感覚を、
そこまでの行動でなくとも、
日常に持ってきて、満ち足りてみる。
道端に咲く花を見るのでも、
一杯のコーヒーを飲むのでも…
満ち足りることは可能であることに気づく。
(深い感謝も伴いますよ)
何かを”やらなくちゃ!”と始めてみても、
そこから満ち足りた場所に移行するのは難しい。
ならば、何か(無いもの)ではなく、
そこに有るものに対して満ち足りるのが正解です。
…というか、
その”何か”を探そうとする行為は、
不足から来ていますからね。
あなたが満ち足りるもの、
物であれ、人であれ、時間・体験であれ、
それを優先させてみましょう。
特別なことではなく、
あなたが当然のように受け取っているものへ、
改めて、満ち足りた感覚を持ってきてください。
「あぁ、満足だぁ」
「幸せだなぁ」
「今日も最高だよ」
という感覚で、
あなたの日常を満たすのを意識してみましょう。
すべて、そこから始まります。
(与えられるのでまた受け取って満ち足りる)
展開を楽しんでください。
今日も笑顔で♪(*´ω`*)
慶福天