7月の即興一人芝居の公演に向けて、稽古がはじまりました。

本日の稽古のテーマは
「即興一人芝居の基礎体力の確認」

即興をやるにあたって、精神的にリラックスしているのは必要ですが、
そのためにも身体的にもリラックスしていないといけないので、
念入りにストレッチ。

それも、無理やり伸ばすのではなく、
呼吸は深く一定にしつつ、自分の身体の各所に対話をするごとく、
動きたい方向や、逆に動きたくない方向、
速度や加速度を変えて、いろいろと動き続けました。
これを10分1セットとして、3セット。

これだけでもう、かなり汗だくですし、呼吸が乱れていました。
7月の本番には、60分は連続して動きますから、
スタミナをつけるとともに、無理がかからないように
しなやかな身体作りも課題となります。

次は、頭の体操。
自分の中にある頭のイメージを、言葉にしつつ、
そのイメージを変化させていく。
自分のイメージの旅を、観客と一緒にするために、できるだけ言葉数を減らして、
観客の想像力が働く「隙間」をちゃんとつくる練習。

動画:【即興一人芝居稽古風景】言葉によるイメージの変化

何をするかは、あらかじめ決めておらず、まず椅子に座ったのち、目に入った「青い空」からスタート。

あと、この作品のイントロダクションのシーンづくり。
一応、ここは台本はありますが、これも先に台本をつくるのではなく、
稽古の中で即興で演じていく中で、ビルドアップしていきます。

そして、本日の仕上げは10分間、
自分の頭の中のイメージを言葉ではなく、身体の動きに変え、
さらにイメージを変化させていく。
まだまだ、しっかりとは動けませんが、身体から導き出されるイメージが
イメージの世界を大きく広げてくれます。




のんべの劇的世界Vol.017 クラッシュカバー ~Crash Cover~
2013年07月06日(土)~07日(日) 江戸川橋 絵空箱