冥界に下って、女性性の影と向き合う | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

天秤座新月をはさんでの三連休は、絶好の行楽日和で、充実した日々を過ごした方が多いのではないでしょうか。

しかし同時に金星は逆行中で「冥界下り」の最中です。

金星は逆行中に太陽と重なる「カジミ」を通過しますが、それを機に「宵の明星」から「明けの明星」に反転。

「カジミ」の際に3日ほど、金星が太陽と重なって見えなくなるため、その間「冥界に降りて姿を消している」とされるのですね。

これは古代バビロニアの神話からきているもので、金星の象徴は女神イナンナ。冥界を支配するのは姉神エレシュキガルです。

一方は「輝ける君」で、もう一方は闇を支配するものですから、これは女性性の光と影の話でもありますね。



コミュニティや会社などで「やりにくい」「付き合いにくい」と感じる相手は、どこにでもいるものです。

気が合わない、ペースや価値観が違う、圧が強過ぎる、手応えがなさすぎる、イライラさせられる、無性に悔しくなる……。

そんな相手がまさに女性性のシャドウサイドですね。

見たくないもの、感じたくないものを見せてくる嫌な相手です。

しかし、これはあなたの影ですから、その相手を拒絶して遠ざけたとしても、いなくなることはありません。別の誰かの姿を借りて、何度も再登場するでしょう。


「冥界下り」は、そのように避けてきたもの、感じずにきたものを、自ら迎えにいく旅路です。

イナンナはその過程で身につけていたものを全て手放し、裸で冥界に辿り着きますが、これはエゴが纏っている鎧を脱ぐ経緯かもしれません。


そして、イナンナは冥界で一度、命を失います。これは「エゴの死」であり、光の側面だけで生きていた「古い自分」の終わり。

あきらめて、心を閉ざして見ないようにしてきたものと寄り添うことが、その変容をうながすでしょう。

金星のカジミは、あと10月23日にやってきます。あと1週間ぐらいが、冥界下りの時期ですね。強くしなやかに生まれ変わる、1年半に1度の好機です。