現在、太陽は目下のところ、双子座を運行中ですが、双子座は、神の子ポルックスと、人の子カストルの双子です。正反対の性格でありながら、いつも仲良く、共に冒険に出かけます。
ポルックスは暴れん坊で、カストルは優等生ですが、それぞれが、自分の一部を相手が担っているということを知っているのですね。ひとつから分かれた、片割れ同士なのです。
この双子の神話は「自分の中にあるけれど、表現していない、相反する質を、目の前の人物や状況に投影して体験する」ということを伝えています。
なんであれ、体験する出来事や、共に行動する人物は、自分の一部を補完するために目の前に現れている……というのが、双子座的な発想となるのですね。
そういう視点から、世界と相対してみたら、何が起きるでしょうか。

「対立するものと、調和すること」が、双子座のテーマです。
自分を揺らす人物や状況がやってきたとき、葛藤を感じるでしょう。しかし、オープンにそこに開いていくことで、その人物とどうにか折り合いをつけたり、状況を受け入れたりします。
その時、私たちは「他者の姿を通して、自分の一部を統合すること」に成功するのですね。
向き合わず、逃げてしまったとしたら、それはやがてまた、別の姿に変わって、自分の前に現れることになります。
双子座は「流れに対して、柔軟に対応する星座」であり、難しい状況や人物を、どうにか乗りこなしていくでしょう。
そうすることで、自分の中の未分化だったものが、どんどん成長させることができます。
「いま、それを体験する必要があるからこそ、それが起きているのだ」という視点が、自身を成長させることを助けてくれるでしょう。