双子座と競争原理 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

双子座の双子は、実は双子ではなく、四ツ子です。

 

カストルとポルックスという、人間と神の双子には、ヘレネとクリュタイムネスという女児の双子も同時に生まれたとされています。

やがて、それぞれが悲劇的な結末を迎えることになる四ツ子ですが、神話の中でカストルとポルックスは正反対の気質でありながら、とても仲良しで、いつも共に学び、冒険をしています。

そんな彼らにとって良き友であり、ライバルでもあったのが、従兄弟のイダスとリュンケウスで、こちらも双子です。

何かと悪戯や悪だくみを共にする、双子の従兄弟同士でしたが、イダスとリュンケウスの兄弟が婚約していた娘たちを、カストルとポルックスが奪って、自分たちの妻にしてしまったことで、遺恨が生じます。

 

その意趣返しとばかりに、共に牛を盗みにいったときに、イダスとリュンケウスが画策して、自分たちの取り分を多くしたのでした。

 

ちなみに古代ギリシャにおける牛は財産の象徴で「どれくらいの財を持っているのか」を、牛の単位で表すような、基軸通貨のような価値があるものです。

それゆえに、カストルとポルックスは「騙された」「裏切られた」と感じ、そのまま報復合戦が始まります。

 

この戦いで、不死のポルックス以外は全滅。お互いを滅するに至りました。

 



双子座は知恵の星座ですが、それは「いかに周囲を出し抜いて、欲しいものを獲得するか」という、機転の速さや、賢さも象徴しています。

 

「みんなで分け合おう」とか「平等に」というのは、モラルの射手座や、公平性の天秤座のテーマであって、双子座には含まれていないのですね。

 

それゆえに、双子座が強調されるときは、社会における競原理も強く働くときです。

 

誰もが、それぞれの知恵を振り絞って、より賢く生き抜く道を見つけて、誰よりもすばやく実行することが、大事なときだといえるでしょう。

 

また、それによって、ストレスも生じますから、気楽に息抜きもしつつ、楽しみたい時期でもありますね。