トルコ旅行記もようやく最終日です。気球ツアーに参加する予定の旦那が、4:20にレセプションからのコールで出かけて行きました。
高所恐怖症の私は行かないので、もう一度寝よう…としていたところ、ノックの音がして、5:30頃に旦那が早々に帰ってきました。待機していたけれど、キャンセルになったとのこと。
天気が良いから行けるかと思ったのですが、風があってダメだったそうです。気球は雨でも雪でも風でもダメで、意外と繊細です。昼間にレストランで話した日本人の女性は、5日間滞在するそうですが「予報が雨続きなので、全滅です」…と話していました。
この街は雨になるとやることがないので、雨続きは意外としんどそうです。
ホテルのルーフトップ・レストランでの朝食。すごく美味しいし、眺めは美しいし、最高です。思い出しても、また泊まりたい。
今日は日本語ガイドのプライベート・ツアーを予約しておきました。短い時間で見どころを全部回りたいし、自分のペースで行きたかったので、プライベートでアレンジです。9:30にお迎えに来てもらって、まずはギョレメの絶景ポイントへ。
絶景です。20度ぐらいで気候もベスト。
お次は、ウチヒサール城へ。中世、軍事拠点だったというウチヒサール城。
現在では、お城は博物館になっていて、周囲の建物として利用されていた岩では、鳩が飼われているそうです。この辺りの土は火山性のため、作物を育てるのに適さず、3〜4年に一度、鳩のフンから作られた肥料を撒いて、土を肥やすそうです。
スマホを向けると出てこない、鳩たち。
お次は、鳩の谷「ピジョン・バレー」。こちらも絶景ですが、激混みでした。
ナザール・ボンジュウの樹もあります。
「嫉妬の眼から守る」このお守りは、オリエント各地で見られますが、トルコではかなり定着しているらしく、ベビーカーにつけているものや、髪に刺しているものも見かけました。
新車とか、新しいスマホとか買ったとき……人から「いいな〜」と羨まれそうなものにつけるそうです。もし、割れたら「身が守られた」とのこと。
お次は地下都市へ向かいます。最も広いのは「デリンクユ地下都市」で、人気があるのは「カイマクル地下都市」ですが、今日はトルコの休日で、めちゃめちゃ混むので「マズィ地下都市」へ行きましょう、とのこと。
マズィの街へ向かう道に入った途端、ローカルしかいなくて、ガラガラです。
マズィ地下都市は、ガイドさんのおすすめ通り、穴場で観光客が少なく、非常に良かったです。料金も3ユーロで、他の場所の1/3ぐらい。人が少ないので、ゆっくり説明を聴きながら観ることができました。
紀元前のヒッタイト時代に創られ、三世紀に東ローマ帝国のコンスタンティノス帝が解放するまでの間、迫害や侵略から逃れるため、地下生活を余儀なくされていた場所。
暗く、狭い地下都市が、付近に200ほどあるそうです。ここは中規模で、2000人ぐらいが暮らしていたとか……デリンクユ地下都市になると最大2万人ほどというので、なかなかです。
中では火を使うことができないので、食べ物は生かドライだったということで、自由に動き回ることもできないし、厳しい状況ですね。
シナソスの街に立ち寄りました。ここはギリシャ正教徒たちが多く住んでいた、裕福な街だったとのこと。三角屋根の建物がギリシャ風だとか。
カフェで、しばしお茶休憩。オスマン帝国が崩壊して、トルコ共和国になった後で、この地に住んでいたギリ_シャ人と、ギリシャに住んでいたトルコ人の、村ごとの住民交換が行われたそうです。
ギリシャ人時代の名残として、ギリシャ正教会が残されています。オスマン時代の建物が、現在は大学になっていました。
想像の谷(デヴレント渓谷)に立ち寄ります。観光客で溢れかえっています。
奇岩がいろんな形に見えるので、想像力を豊かにさせられる「想像の谷」
ランチ休憩のち、パシャバー・バレー「修道士の谷」へ。「きのこ岩」や「妖精の煙突」で有名な奇岩群のある公園です。少し前まで無料だったそうですが、現在は有料で、1人12ユーロ(約2,280円)。
いくつもの岩に隠れ修道院や隠れ家があります。
ここの奇岩は火山によって降り積もった石灰石。何層かに分かれているのは、それぞれ異なる噴火によって降り積もったため。高温の噴火の時は、白く柔らかい岩となり、低温の時は赤く硬い岩となります。さらにこの谷は、風が全方向から吹くため、それによって山肌が削られて、硬い部分だけが残って奇岩となり、さらに「高温の白い岩」から早く削られていくので、煙突だったりキノコだったりと、さまざまな形になっていくとのこと。
これらの岩も、風化されてなくなっていきますが、また山が削られて、新たな岩も生まれ続けます。ダイナミックな自然のショーですね。
見どころがたくさんあって、時間があっという間でした。充実のツアーで大満足。
7時間以上のツアーの後は、ギョレメの街をぶらぶらして、お土産を買ったり、カフェでお茶したりして、最後の晩を過ごしたのでした。




















