天秤座の満月と、アルゴラブの夜 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

4月2日は天秤座の満月でした。

 

ネイティブ・アメリカンの暦では春の最初の「ピンクムーン」

 

可愛らしい雰囲気のネーミングですが、今回の満月は天秤座12度にあり「アルゴラブ」という恒星と合になっているので、それをご紹介します。

 

アルゴラブは、からす座の恒星で、ギリシャ神話の中で太陽神アポロンに仕えた白い美しい羽を持つカラスがモデル。

 

このカラスは、アポロンの言いつけで、恋人コロニスとの橋渡しをしていました。会えない恋人同士の伝言を伝えていたのですね。

 

ある日、カラスはコロニスが1人の青年と仲良く喋っている姿を目撃します。主人に忠実なカラスは急いでアポロンの元へ戻り「浮気しているに違いない」とあること、ないこと、告げてしまいました。

 

激情に駆られてカッとしたアポロンは、恋人の住む街の方向へ矢を放ちます。するとそれは恋人コロニスに刺さり、彼女は息絶えてしまいました。

 

しかもコロニスが喋っていた青年は兄で、浮気しているというのは誤解でした。

 

アポロンは自分の行いを悔いると共に、カラスに呪いをかけて黒い翼に姿を変えさせて、永遠にコロニスの喪に服させたのでした。

 

 

ということで、このアルゴラブという星は「口は災いのもと」と言いますか「知恵と言葉の扱いに注意」という感じの意味があるのですね。

 

この時期は「ちょっとおしゃべり」のつもりで、人の噂話をすると、悪意をもって広がる可能性があります。

 

また同様に、人の話や情報も、まるっと鵜呑みにしないほうが良いかもしれません。

 

現在、金星と冥王星がスクエアを形成中で、悪意や不穏な雰囲気が満ちやすい時期です。

 

それだけに情報の歪みや誤報、公式の場での不誠実な発言が表面化しやすいとき。誰かの発言にパッとリアクションしないで、まずは一呼吸おいて真偽を確かめたり、自分が発信するときは誠実さを心がけたりすると良いですね。

 

次の新月までの2週間ぐらいまでは、ちょっと意識してみてください。