蟹座の木星と、自分を育む力 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

各地で2026年の星読みをしておりますが、いろんな方向から読んでみても「自分軸をしっかりと持つことが大事だね」といった結論になります。

 

土星と海王星が魚座の終盤で重なっているいま、いろんな制度や常識がどんどん溶解しつつありますが、リセットさせたところに、次々と新しい柱が建てられていくのが2026年ですね。

 

1月末に海王星が、2月14日に土星が牡羊座に入ると、2月21日に牡羊座の0度というエリーズ・ポイントでの合となり、社会の編成そのものが変革する配置となります。

 

一気にいろんなことが変わっていくと、月すなわち心にとっては負担に感じることがあるので、自分軸がないと、流れや情報に振り回されて、環境に圧倒されるような気持ちになってしまうかもしれません。

 

ですから、巻き込まれないように、冷静に状況を見つめて、自分でいることが大事ですね……という話になるのですが、じゃあ、自分軸を持つには、どうしたらいいのでしょうか、ということです。

 

現在、木星が蟹座にありますが、これは自分軸にとって、とても大事なポイントですね。

 

 

四番目のサインである蟹座が象徴するのは、安全欲求であり、月という命が育まれる母体の豊かさと共鳴する星座。すくすくと育つ土壌ですね。

 

人間にとっては、自分の住む家や街が土壌に該当するでしょう。安全で、安心して生活できる環境であり、近隣に迷惑な人もおらず、家に帰るとリラックスして癒されて、ぐっすり眠るとスッキリと回復できるような状態。

 

身体が健康でエネルギーが満ちていると、新しいものを生み出すパワーもあるし、ちょっとしたことで傷ついてもすぐに立ち直れる回復力もあるでしょう。

 

蟹座の豊かさは、体力の土台でもあるわけですね。体力が豊かであると、軸がブレません。そして体力を養うためには、人のことを気にしている暇はありません。今の自分がどんな調子で、どれくらい疲れていて、どれくらいストレスが溜まっいるのか、しっかりと把握して、その調整をする必要があるでしょう。

 

母親は赤ちゃんの体調や気分をよく観察して、それに合わせてお世話をしますが、大人になった私たちはそれと同じことを自分でする必要があるということですね。

 

誰よりも大事な命として、自分で自分を育む力を養うのが、木星の蟹座期だと思います。

 

そうして自分の中に揺るがない自己信頼や育成力が備わっていれば、環境に圧倒されたり、傷ついたりしても、すぐに癒して、また歩み出すことができるでしょう。

 

木星が逆行している今こそ、自分にとって最高の生活環境を整え直して、そして新たな流れに乗る準備を整えると良いと思います。