射手座の矢をどこへ向けるか | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

28日に土星が、30日に水星がそれぞれ順行に戻り、12月1日には金星が射手座に入ります。この一連の星の動きで、これまで停滞していたものや、燻っていたものが、一気に前へと進み始めるかもしれません。

 

逆行は振り返るべきもの、見直すべきもの、いま向き合うことの必要な課題をあぶり出すという重要な期間です。

 

ある意味、逆行がそのように、いま取り組むテーマを明らかにすることで、私たちは社会と生活環境を改善し、進化させてきたといえるでしょう。

 

トランス・サタニアン天体は、人間のエゴを超えた大きな力で、私たちはそれらに圧倒されながら、少しずつそれらのメカニズムを理解し、対策しながら、それと共生してきました。

 

昔は大自然の脅威は神の力とされ、彼らに捧げものをすることで、共生のバランスをとってきましたね。

 

近代以降は科学的な根拠を持って、それらの力を解明し、共生しようと努力を続けています。

 

 

先人たちが考え、実践してきた知恵が集合知となり、後から生まれたものはそれを引き継いで、さらに進化させていきます。大きな知性の柱を数千年かけて建て続けて、そこから学び、またそこに新たな1ページを加えているのでしょう。

 

インターネットとAIは、それを可視化させて、これまでアナログな手段を通してやってきた気の遠くなるような作業を、一気に圧縮して、個人の知性をこれまでにない速さで進化させます。

 

発見や理解を次々とうながす、新しい時代の幕開けですね。

 

どんな風に集合知を活用していきますか?

 

惑星が順行に戻っていくいま、どこへ進んでいくのか、その方向を定めるときでしょう。あなたが射手座を矢を向けたい方向はどこでしょうか。