時代の変化に乗る人と、乗らない人 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

毎年12月は、翌年の運勢を読み解く講座を各地で開催して、盛り上がるシーズンなのですが、2025年は木星以遠の星がこぞって移動するため、特にハイライトが非常に多い年となります。

 

ほとんど星が動かないような年だと「去年とほぼ同じことを言ってるな」と内心思ったりするのですが、たくさんの星が動くと「情報が多すぎて、わかりやすく伝えるのが大変だぞ」と感じることになります。

 

たくさんの星が動くということは、それに伴って社会も大きく変化するわけで、いろいろなことが動き、新たな展開が始まっていきます。

 

すると、こういう時期が得意な人と苦手な人に分かれるのですね。

 

これは個々の性格によるところが大きいと思うのですが、変化の波がやってきたときに喜んで真っ先に乗る人と、その人たちを見て「あ、乗っておいた方がいいんですね」と追従する人、さらにそれを見て「乗らないとダメか…」と渋々乗る人、最後まで「乗らなくてもよくない?」と考えて、強制されるまで動かない人……こうしたタイプにざっくり分かれるのではないかと思います。

 

そのどれが良いとか悪いという話ではなく、分かれることで「どれかは生き残るだろう」という、人間全体での生存の可能性を高めているのだと思います。

 

進化することで生き残るものがいれば、進化せずに現状維持をすることで生き残るものもあるわけです。

 


 

星のめぐりにも同じことが言えますが、変化の多いエキサイティングな時期もあれば、比較的落ち着いて成熟に向かう時期もあります。

 

その特徴に個人の性質がマッチしたときは過ごしやすい時期で、逆の流れのときは「思うようにいかない」と感じやすいでしょう。

 

毎年の星の流れの中で、自分の本質に合ったタイミングで波に乗るのはもちろんですが、苦手なときこそ、その状況に対応できる力を身につけるチャンスでもあると感じます。

 

私たちの本能の中には、物理的に安定した生活を送ることだけでなく、精神的にも人間的にも成長していきたいという欲求がありますが、そのために日々の星のめぐりや、難しい人間関係、あるいは状況こそが、それを鍛える最大の機会となるでしょう。

 

変化の多い時期に「変化したほうが良いのですか?」と尋ねられることがありますが、それはどちらでも、自分の好きな道を選べば良いと思います。

 

ただし「なぜ自分がその選択をしているのか」を考えて、そこに現れる動機や心理状態に気づくことが、自身を成熟させることにつながるのではないかと感じます。