蟹座の季節にルーツに触れること | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

毎朝、友人と「たった今、起きていること」を語るというワークをやっています。15分間ずつ交代でひとりごとのように話す「インクワイアリ」という手法を用いて行っています。

 

この短いけれど、心の内側に深く潜って、そこにあるものに触れていく時間は、日々の暮らしの中で、自分の心をすこやかに保つことを助けてくれているのを感じます。


これは自己共感のワークなんですね。心の深いところにある思いや感情に触れて、自分自身で理解することを通して、解放していくような時間。


今朝はそのワークの中で、父のことをふと思い出しました。といっても、4日ぐらい前に一緒に夕食を食べたばかりなのですが、蟹座の季節だからかもしれません。

占星術では蟹座と山羊座が親と密接に関係する星座です。伝統的には山羊座が父親で、心理学的には蟹座が父親です。母親は逆で、伝統的には蟹座、心理学的には山羊座ですね。



蟹座は月が支配する星座で、身体と心を表し、それが属している自然とのつながりも含みます。月によって育まれる命と身体は個人を母体や自然とのつながりに回帰させますが、その母体と親子の健全な発育を守る父親の存在も含めて、ルーツといえますね。

 

私たちのやってきた過去、実家、故郷、母体、それが属していた家系、先祖……と果てしなく過去とつながっていき、ついには源にまで行きつくのが蟹座の特徴です。

 

そして源泉に触れることで、私たちの心身の滋養は回復するようにできています。

 

蟹座の季節には父を強く思ったり、子どもの頃の家族や揃っている姿の夢を見たりすることが増えます。

 

自身のルーツに回帰することと、意識的に自分の心とつながる時間を作ることは、どちらも同じ蟹座の活動。

 

どちらも自分自身と深くつながることを助けてくれて、同時に深く回復することをうながしてくれる行為なのです。

蟹座のシーズンは、そんな風にルーツとつながりながら過ごしてみるのもよいかと思います。