【新月】2024双子座新月★競い合うことで磨かれる | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

6月6日21:39に双子座の新月ですふたご座


太陽・月・水星・金星・火星と勢ぞろいするステリウムの新月ですね。

 

新月についてはインスタにも書きましたので、ご覧ください。今回はドット絵でなかなか可愛いです(笑)

 

 

 

 

こちらではちょっと違う方面のことを書いてみようかと思います。

 

兄弟の話です。

 

双子座といえば、カストルとポルックスという毛色の異なる仲良しの双子ですが、占星術で兄弟姉妹といえば、3ハウスー双子座ー水星がその関係を読み解くカギ。

 

兄弟は親が厳しかったり、ハードな社会的環境におかれたりすると結託して危機を乗り越えようとしますが、安定して穏やかなときは親の愛を得るために競い合う最初のライバルとなります。

 

この配置はそのまんま友人関係に移行するため、同級生もまた時に結託し、テストや部活や競技などをめぐっては競い合うライバルにもなりますね。

 

メンバーの多いアイドルグループは、この極みといえるでしょう。

 

うまくやりたいけれど、必要なときには出し抜く必要もあって、兄弟や仲の良い友人に対して、私たちは常に異なるふたつの側面をもつことになります。

 

このあたり、母親に対するふたつの感情(好きだけど嫌い/月の陰陽に相対)とは異なるのですが、やっぱり両極を持つのが面白いなと感じます。

 

でも、実際にそうではないですか?

 

とても仲良しの友達にこそ、コンプレックスを感じたり、負けたくないと張り合ったり、この人にはかなわないとあきらめたりする感情を、心の内で感じた経験はありませんか?

 

きっと誰にでもあるはずだし、もしないとしたら、深く関わらないように一線を引いているのかもしれません。

 

 

今回のように双子座に惑星が集まると、明るく楽しく活性化する反面の、暗くコンプレックスを刺激するような働きも強くなるだろうなと感じます。

 

木星が双子座に入りましたが、これは障害(デトリメント)の配置で競合が活性化することに由来しているのでしょう。

 

双子座は学童期の子どもを象徴しますが、学生時代って何かと周囲と比較されることの連続で、そこで頑張り続けることは楽しくもしんどくもありますよね。

 

その側面が強化される時期……すなわち誰もが自身を主張してさまざまな駆け引きや戦略を繰り広げる時期……そうすることで市場は活性し、おおいに賑わうけれど、そこで勝負するには水星を駆使して知恵をしぼり、活動し続ける必要があるのですね。

 

ということで双子座が強く働く時期は神経をすり減らしやすい=メンタルにきやすいので、オンとオフのメリハリをつけることがとても大切だと感じます。


最も出世する傾向があるのは第二子といわれますが、それは彼らが幼少期から常に目の上のたんこぶをいかに出し抜くか、画策し続けた経験からきているのでしょう。

 

良い刺激を受けながら適度に競合を楽しむことで、人生をもっと活性させられるかもしれない、双子座の新月です。