木星双子座と、情報で紡ぎ出す世界 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

木星が双子座に入って、また新しい1年の木星周期が始まりました。

 

星が周回しながら、私たちの人生は続いていきますね。

 

何をするのもしないのも日々は選択の連続ですが、木星の周期は絶えず個人と社会が発展していくように、毎年異なるバリエーションの恩寵をもたらしているでしょう。

 

うちの息子はちょうど2周前の木星双子座期の2001年7月に生まれています。

 

当時の木星双子座期にAmazonとGoogleの日本でのサービスが開始されました。24年の時を経て、いまやふたつとも社会の中心で欠かせない情報インフラとなりましたね。

 

双子座の象徴するネットワークに関する部分で、日常生活の根幹を変えていく変化が、この1年のあいだにもまた次々と起きていくでしょう。

 

 

レストランやカフェではQR読み込みでのオーダーシステムが増えてきましたし、ホテルの自動チェックインやお店でのセルフレジも人手不足も相まって急速に進んでいき、有人の窓口はどんどん消えていきますね。

 

JR東日本は440駅に設置されていたみどりの窓口を、2025年までに140駅に集約するとして、長蛇の列がたびたびニュースになっています。

 

足りない分をAIで補って、生活したり仕事したりすることが必須となり、代わりに情報コンテンツがあふれて、いつでも自由に学べる代わりに、どれだけ使いこなして、どうカスタマイズして生活するのかは、個人のペースや性格によってガラリと変わることでしょう。

 

同じ場所にいながらにして、ひとりずつが異なる体験をしながら生きていく多様化がますます進み、見ている世界や価値観や考えが個々で違っていきますね。

 

双子座木星・土星期の2001年に生まれた息子は新卒でエンジニアとしてデジタル・クリエイティングをする会社で働き始めました。夜は仮想空間の中で、仮想の姿で友達と遊びまわっているようです。

 

子どもの頃によくやっていた「ごっこ遊び」を、大人が本気で視覚や聴覚を伴う形でどこまでも創り出していくのは、面白いだろうなと思いつつ、はたから見ていると映画マトリックスの世界。

 

風の時代の流れが大いに吹き乱れる2024年。2025年の天王星の双子座入りに先駆けて、木星が新しい扉を開き続けるのでしょう。