4月24日は蠍座の満月です。
月が蠍座に入ると、支配星の火星が活性化されるのですが、現在火星は魚座の後半にあって、海王星と会合しているので、何かと不安定になりやすい日々かと思います。
精神も体調も揺れやすいときですね。
大地や天候も不安定になりやすいときだと思います。
いつもとは異なることが起こると、私たちの内なるスタビライザー装置である土星がグッとバランスをとって、通常の状態を保とうとするでしょう。
しかし天王星・海王星・冥王星のトラサタ天体たちは、それを凌駕する変異を個人と社会にもたらします。
火星と海王星のコンビネーションでいえば、自信ややる気を喪失させる、いつもより疲れさせる、気分を落ち込ませる、集中力を欠けさせるように働きますが、それは心身に溜まった緊張を解放させて、フラットな状態に戻ることをうながしているといえるでしょう。
精神的にも不安定になりやすいときですが、そんなときは泣いたり、怒ったり、わめいたりして、内側に嵐を起こすことで精神に溜まった疲労を流してくれます。
満月となる蠍座も、火星の位置する魚座も水の星座であり、これは感情を感じることをうながしますね。
しっかりと感じて、洗い流すのは、大祓の儀式のようなものといえるでしょう。
蠍座の満月についてはインスタにもアップしますが、現在うまくいっていないこと、ごまかしているものにしっかりと気づいて、そこに正直になることが大事なときです。
しかし蠍座と対になっている牡牛座は、心地良い状態を頑なに保とうとして、変化を徹底的に拒みます。
この時期に浮かび上がる不安定さは「うまくいっていない部分」を見せてくれるので、そこにコミットすることがカギといえますね。
不満があるからこそ、改革を起こすことができる。
先日、木星と重なった天王星は革命の星なのです。
そんなわけで、内に秘めた不安定さに正直にひらいていきたい、蠍座の満月です。