水瓶座ステリウムと、記憶の宮殿 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

17日の日付が変わった直後に金星が水瓶座に入って、17・18日と19日の13:00頃まで、水瓶座のステリウムです。

 

太陽・水星・金星・火星・冥王星が集結しているのですね。

 

インスタでも、このステリウムをご紹介しています。

 

 

水瓶座を支配する天王星は「オクターブ上の水星」と呼ばれる、ハイヤーマインドを象徴する惑星。

 

いわゆる天才!というのは天王星の能力がいかんなく発揮されるタイプの人を指しますが、それは卓抜した記憶力と全体視野に­よる「1を聴いて10を知る」ところが大きいでしょう。

 

今まで何人か、このタイプの方々とお会いしたことがありますが、彼らの記憶力はおおむね驚異的で、どんな話題になっても、それに関するエピソードをいくつも持っていることが特徴です。

 

私たちは生まれてから現在に至るまでのありとあらゆる経験を所有していますが、それを思い出せるかどうかは、水星の能力次第といえます。

 

水星は「あれはなんだっけ」「あのとき何をしたっけ」と記憶の引き出しのあちこちをごそごそと探って、その断片を引き出してきますが、一方で天王星はそのエピソードの始まりから終わりまでを物語のように語ることができるでしょう。

 

天王星が保持して活用することのできる記憶は、現世のものに留まらず、過去世のものなども含まれるといいます。

 

なので「前世ではこんなことをしていて…」と記憶があるとしたら、それは天王星のなせるわざですね。

 

「異世界転生」や「無限ループ」の物語は、天王星の能力の発動が前提となっているわけです。天王星が働かなければ、記憶が継続されません。

 

 

かつてハンニバルのレクター博士が活用していたことで有名な「記憶の宮殿を構築する」というのは、天王星的な記憶術といえますね。今のような記憶媒体がなかった頃の人々は、ノートやタブレットの代わりに、脳内に刻んで覚える必要があったわけです。

 

脳内に1000の部屋のある宮殿を構築して、各部屋の装飾と必要な情報を結びつけることで、その時々で自在に記憶を引き出すことができるという記憶術ですね。

 

水瓶座は天王星の時代。記憶の宮殿はAIが担い、どこまでも情報を蓄積することで、彼らはどんどん賢くシャープに進化していきます。

 

シンギュラリティという、AIが人間を追い越していく特異点の到来も、そんなに遠くはないのでしょうね。