建国記念の日と、水瓶座の日本 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2月11日は建国記念の日、すなわち日本のお誕生日といえます。

 

明治になってから神武天皇の即位を紀元節として計算から導き出した日ではありますが、ひとたび公式に記録されると、同じ時間軸の世界線においては、それが現実的な力を持つことになります。ことだまと同じですね。

 

現代ではほとんどないと思いますが、少し前までは「12月25日に生まれたけど、届け出は元旦で出しちゃおう」みたいなことは、まあまあよくあったと思います。

 

公式に出生が1月1日生まれと記録されると、本当の出生はその6日前だとわかっていても、あら不思議。その人の人生は元旦で作ったチャートのように展開するわけです。

 

なので2月11日が建国なのだと定めたら、それが日本国の性質として機能するのですね。

 

日本国家図は他にもいろいろな出し方があるのですが、ここはシンプルに公式とされている2月11日、水瓶座の国として考えてみましょう。

 

この国と国民の性質として、どんな風に水瓶座の質が表れるでしょうか?

 

 

① 伝統と革新の国

 

水瓶座を支配する土星は伝統を維持することを、天王星はその時々の時代に合わせて大胆に仕組みを進化させることを表します。

 

根幹の大事な部分を維持しながら、周辺の部分に関してはバッサリと機能的に入れ替える性質があるでしょう。

 

皇室がその時々の在り様を模索して、大切な部分は残しつつも、他のところを現代風に改めていくところなどは、これにあたるといえますね。

 

 

② 技術革新の国

 

最近は他国に押されつつありますが、見よう見真似でさまざまなものを模倣して、使い勝手よく作り替えてしまうことはお手の物。

 

細やかな改造技術がすぐれている国だといえるのではないでしょうか。

 

この分野がんばってほしいですね。頭のよい若者には、奨学金などケチらずに、どかどかと教育と実践のチャンスを与える国になってほしいですね。

 

 

③ 互助精神の国

 

水瓶座が象徴するのは、縦型ではなく、横型の組織。サークル活動や趣味の集いから、父母会、町内会、マンション組合、労働組合、映画製作委員会等なんでもよいのですが「この目的のために集おう」と組織化して、お互いに助け合う精神があるわけです。

 

そこでは自主的に協力しあい、支え合い、他の誰かに期待するよりも先に「自分たちでどうにかしよう」とする精神が満ちているわけです。

 

 

④ 空気を読んで、足並みをそろえる国

 

相互扶助精神が満ちているということは、裏を返せば、全体の平等性を守り、お互いに迷惑をかけないようにしようとする傾向があるということです。

 

そこには「暗黙のルール」が存在して、誰もがそこに記載されていなくても、空気を読んで、そこに合わせることができるでしょう。

 

トイレには一列で並ぶし、エスカレーターは片側をあけるし、二車線の合流では交互に入るし、横入りしないで後ろに並び直すし、全部をひとりじめしないで次の人に残したりするわけです。

 

コロナで罰則を作らずとも、政府がお願いするだけで、自発的にそこに足並みを合わせることができるのも、ここと関係していますね。

 

 

⑤ 隣の無関心

 

特に都市部などはこの傾向がありますが、職場やご近所などで、挨拶もするし、必要なことは協力するけれど、それ以上お互いに干渉しないし、されないようにする質があるでしょう。

 

適度な距離感、適度な自由。何してるんだろうと気にはなるけれど、踏み込むこともしないし、されたくもない。自由と自己責任の世界ですね。

 

 

⑥ 新しいものが一斉に伝達される

 

水瓶座を支配する天王星は「オクターブ上の水星」であり、ひとつの情報をパッと全体に行き渡らせることのできる「マスコミュニケーション」と関係します。

 

あっという間に知れ渡り、あっという間に浸透して、新しいものは軒並み素早く取り入れられて、また新しいものに入れ替わっていく傾向があるでしょう。

 

 

⑦ オタク文化

 

好きなことをとことん極めて、ひたすらそれをくり返していく。そしてそれが好きな人たちが集まって、ひとつのマーケットを作り出し、独自の発展を遂げていく。

 

そこだけの楽しみ、流行、言語、ふるまい……趣味が多種多様に分かれていき「わかる人だけがわかる世界」が、どんどん成熟していきやすいといえるでしょう。