水瓶座と平等、そして信頼 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

水瓶座についての続きです。

 

◇内なる意志に従う

 

いろんな物事の仕組みを分析して、理解すればするほど、クールな客観性が冴えるようになります。

 

自分のみならず、人のこともジッと観察して「その発言や行動する動機はなんだろう」「どんなときにどう感情が動くのか」を見るようになると、相手の持っているパターンに引っかからなくなるでしょう。

 

それは無条件に相手の信じている物語と同一化することをなくさせ、そしてまた自身のパターンやコンプレックスと交渉する能力を手に入れることでもあります。

 

外の権威的な人物に無条件に従うこともなくなり、代わりにその時々の自身の意志に忠実に行動することでもあるでしょう。

 

権威に忠実に従えないので、ボスの命令は絶対という環境は苦痛になるかもしれません。

 

といっても目上の人に対する尊敬の念がないわけではありません。才能を発揮してさまざまな功績を上げている人のことはすごいと感じるし、彼らの知性や精神性をリスペクトして、教えを乞うこともするでしょう。

 

だからといって、自分の尊厳が無視されたり、踏みにじられたりしても良いわけではありません。

 

才能や経験や立場の差はあれども、同じひとりの人間という意味において、誰もが対等な存在です。

 

こういう意識もまた、人間性の表われでもありますね。

 

 

◇権威に従うのではなく、信頼でつながる

 

人をどれだけの才能や経験があるのか、どんなステイタスにあるのかという価値で判断していると「自分は大したことない」「あの人のほうがずっと価値がある」というヒエラルキーを生み出します。

 

それは極端になると「1人の要人の命のほうが、100人の平民の命よりも重い」という発想にもつながるでしょう。

 

人間性というのは、その100人の平民にはそれぞれの個性があり、生きているたましいの宿った存在なのだと認識する能力でもありますね。

 

誰もがひとりの尊重すべき相手なのだと認識したら、一方的にジャッジしたり、否定したり、罵倒したりはできなくなります。自分自身のこともそうです。

 

水瓶座はコミュニティや仲間との活動をテーマとする星座ですが、そこでは誰かが誰かに命じることはありません。

 

お互いが自分の意志で、ひとつの目的のために協力し合います。そして、個々の存在を尊重しているからこそ、信頼して、つながり合うことができるのでしょう。